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いつもとおりの「ただいま」をいうことができなかった私に、お母さんは「あらあら」とだけ呟き、あたまをふたつ撫でるようにたたく。そして泣き続ける私をこたつに放りこみ、まるで何もなかったかのようにキッチンへといってしまった。
かなしいかなしい。せんぱいはわたしじゃだめだったのかな。どうしたらせんぱいはわたしをすきになってくれたかな。
夕ご飯の準備をしているお母さんの忙しそうに動き回る足音を聞きながら、あたたかなこたつぶとんにうもれるわたしは、またあたらしい涙をこぼす。


「夕方のこたつ」で登場人物が「なぐさめる」、「足音」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 #rendai