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アレキザンダー・ジョン
アレキザンダー・ジョン
novelistID. 16123
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お腹が、痛い (11)

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人の多い町。
俺の住んでるこの街は、人がマジ沢山いる。
俺はメンチ切りながら街中を歩いてたんだ。
人はみんな、俺をよけるように道の端っこに寄る。
パツキンにして剃りいれたというこの格好と、俺の親父がド金持ちの権力者であるという事実がそうさせていたんだ。
気持ち良かった。マジでサイコーだった。
ドンッ
誰かとぶつかった。
みればデカイ高校生がなんか煤宮何とかのシャツ着て歩いてやがった。
「オイてめぇ!人にぶつかったってのに言うことナシか?ああ?オタクが調子乗ってんじゃねぇよ!」
ほんと、大して強くもない俺が調子乗ってこんなこと言うんじゃ無かった。

俺はそいつにボコられて、気づいた時にはそいつと一緒に警察に連れてかれちまっていた。