sunrise 003
いつか君が消えたので
朝顔を食べた夜
僕は予知夢を見てたから
君がいつか消えてしまうこと
知ってしまったのさ
電話番号今からメモする
泡ぶくに合わせて聞いた君の声
あ、溶けると僕は思った
夢うつつで時を数えた1、2、3
君はパッと現れた
そんな風に君は今度も
君は君はパッと消える
先を読むのは僕の悪い癖
ほらあと少し1、2、3で君は消える
僕の中で君はあの夜
消えてしまった1、2、3で
とりあえず努力の寄せ集めとか
大急ぎでするのだでもね
僕は知ってる
知ってるんだ
先を読むのは僕の悪い癖
ほらあと少し1、2、3で君は消える
僕の中で君はあの夜
消えてしまったのだパチリと夢みたく
今日みたいな晴れの夜に
作品名:sunrise 003 作家名:川口暁