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CROSS 第7話 『動向』

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 《 兵器や用語などの説明 》 



・『飛蝶』(兵器)

 幻想共和国軍の主力戦闘機。蝶のような外観をもつ機体で2人乗り。しかし、かなり目立つ色合い……。
 武装は連射式小型魔弾砲が左右合わせて4門ついており、火力は十分にある。さらに、乗員自身の魔力を使って、火力を増強することもできる。ただ、速度は大日本帝国連邦の戦闘機に劣る。
 今回の話では2機しか登場しなかったが、たいていの戦闘では、群れをつくって集団で攻めてくる。この集団戦法により繰り出される攻撃の「弾幕」を避けるのは、帝国連邦の戦闘機でも難しい。
 大日本帝国連邦から技術提供を受けている。



・『幻想共和国軍の駆逐艦』(兵器)

 エイのような外観をもつ幻想共和国軍の駆逐艦。小さいが、その分、素早く動ける。防御力は低いが、火力は高い。装備されている連射式大型魔弾砲は最新式の砲で、強烈な弾幕攻撃を繰り出せる。 大日本帝国連邦では現在、この艦を参考に新型艦の開発を行なっている。



・『幻想共和国の巡洋艦』(兵器)

 第二次世界大戦ごろを感じさせる古い外観をした艦。火力と防御力はまあまあだが、速度がかなり遅い。量産されて、異次元中で活動している。



・『俎板級航空母艦』(兵器)

 幻想共和国軍の航空母艦。外観は、旧日本海軍の航空母艦に似ている。
 戦闘機『飛蝶』などの航空兵器を多数収容でき、甲板の後方部分に航空兵器用エレベーターがある。ブリッジなどがある艦橋部分は、前部の甲板の下にある。
 ちなみに、甲板は木製だが、幻想共和国内に生える巨大樹の一本から削り出された一枚板であり、意外と防御力がある。



・『紅緋』(兵器)

 幻想共和国軍の戦艦の一つだが、建造費用の出資費用が全て紅魔館によるものであるため、紅魔館の私物と化している。
 全体的に赤系の色で、その外観は戦艦と屋敷が一体化したような奇抜なデザイン。艦橋についてる時計は一応正確。
 火力は巡洋艦とはケタ違いで一番前についてある主砲は、特務艦クラスの艦なら一撃で撃破できるという。



・『妖精兵』(兵士)

 幻想共和国軍の兵種の一つで、一般兵士の大部分を占める。士気は高い。主に集団戦法を取ってくる。
 銃や剣などの武器は持っておらず手ぶらだが、魔弾を放ってくる。
プライドが高い者ばかりで、大日本帝国連邦の人間を「野蛮人」として嫌っているらしい。