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フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
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膠着状態

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つくづく思うのは現代の人ってなんだか冷たい、っていう奴はきっと表面しかみることができないかわいそうな奴なんだって、平然とうそぶく奴に対して、じゃあお前は内面をみることができるのか、とまじめなつっこみを入れるのは実に無駄なことであるのに、しかしながら彼女は情けなくもそんなつっこみをしてしまってその結果無粋だねえ、と無粋な奴に突っ込まれるという悲しい物語が目前で繰り広げられるさなか、僕は焼きそばパンを食べながら、パソコンで文字と戦い、そして疲れて休憩にPGL(ポケモングローバルリンク)でベロリンガを捕まえようと試みるも、残念にもかなわず、コリンクで妥協する傍らで、相変わらず彼女への陰湿な攻めが続き、ちょうどPDW(ポケモンドリームワールド)を終えたところで僕は、その男にもういいだろ、と目配せをするのだが、男は(この娘に少し社会科学習をさせてあげないと)という目つきで睨んでくるので、(お前もかわいい娘に嫌われたくないだろうが)と返すと、(むしろ長い目で見ればお得じゃね)といってくるので、(女の子は概してロマンチックで、優しい男を選ぶものだ)と返すと、(別にこの娘はじゃああきらめるよ)と攻めの続行を伝えてきたので、はあ、と一つため息をついて、エクセルを開き、決算報告書を作り始めると、その場で起きていることをすっかり忘れ、気がつけばもう5時で、今日は残業する必要性が全くないので、パソコンの電源を落とし(当然保存をした後だ)、DSを片手に会社をたとうとしてふと目を上にやると、まだ彼は彼女を責め立てているので、僕はあきれて「俺、帰る」というと、「…お疲れさん」とだけ返事が返ってきて、僕はワイマックスでDSをWi-fi接続して、コリンクをブラックのハイリンクで連れてきてドリームボールでゲットするのが中央線の中野についたときの出来事である。
 電車の中で近くでやっている奴の状況が逐一報告される中、俺は適当な奴のロムから住民を引っ張りだしてはブラックシティの住民を増やすことに専念するのであるが、そのとき携帯電話にメールが入る;「まだあのふたりあの状態なんですけど プッwww」と、なにがおかしいのかよくわからないが、まあ致し方ないかもしれない…。
 奴はコネクションを行使して会社に遊びに来ている奴なのだから…。
作品名:膠着状態 作家名:フレンドボーイ42