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ツイッター小説集

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「深夜の廃ビル」「感じる」「糸」


「深夜の廃ビル」で登場人物が「感じる」、「糸」という単語を使ったお話を考えて下さい。
https://twitter.com/smoke_pop/status/51366108372025345

「『使命』だとか『悪』だとか、こいつまじでやばい奴なんじゃないの?」
そう思った十数分前の俺を、今の俺は切り捨てるほかなかった。
現に今、俺の目の前では俺にそれを言ったその女が得体の知れない糸を吐き出す怪物と戦っている。
「危ない!」
「うおっ!?」
女が叫びながら俺を突き飛ばして、俺達がいたところに瓦礫が降ってくる。
「このビルもそろそろ危ないわ。早く外に出て」
「お、おう」
突き飛ばされたときの痛みといい、崩れ行くビルといい、すべてが現実。
その状況にありながら、俺はなんと心の高ぶりを感じていた。
そうだ、俺だって昔はアニメのヒーローや漫画のバトルものに憧れてたじゃないか!
こんな展開、どんなに望んだって手に入るもんじゃねぇ。
それに、ドラマ的に考えりゃ俺か女が主人公だからたぶんこのあと俺はこの女と…
「うおおおおお!」
俺はそばに落ちていたパイプを手に取ると、7割の高揚と3割の邪な感情を胸に怪物に向かって駆け出した。
https://twitter.com/smoke_pop/status/51380723801800704
https://twitter.com/smoke_pop/status/51380773797896192
https://twitter.com/smoke_pop/status/51380847504396289
https://twitter.com/smoke_pop/status/51380860796149760

作品名:ツイッター小説集 作家名:泡沫 煙