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蜜虫

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novelistID. 8351

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100文字掌篇集

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太陽を見ている

くちづけの時に眼を開けているのは何故だと恋人に甘く責められる。貴方の閉じたまぶたの丸みを眺めているのが楽しいのだと説明する。肌色の太陽が二つあると言うと笑われる。私達は互いに誠実な恋人のつもりである。

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作品名：100文字掌篇集　作家名：蜜虫