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山田
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無声
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リンシードオイルが雨に透ける。
そんな瞬間に、彼の存在が微かに雨に混じり、世界に広がっていくような、
そんな無声。
汗と体臭のにおいがするベッドの中。雨のにおいと濡れたコンクリートのにおいが混ざる。
五月末日の午後。
静かに、しかし生々しく存在する生命の中に存在するある種のエロス。
それは、銀色の外に陰る自らの腕であり、濡れた落ち葉であり、霞む山であり、自分自身ですらある。
すべての生命。
それらすべてを感じていた、夏。
作品名:
無声
作家名:
山田