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恋・・・・

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みゆ16歳

仁21歳

二人の出会いはバイト先

みゆは高校生 冬休みの間だけと言う約束でバイトを始めた

レストランのウエイトレス

16歳もあとわずか・・・

基本から教わり冬休みが終わるころには

バイト先でみんなにかわいがられてた

昼間と夜のバイトの入れ替わりの時間に会う仁が気になっていた

みゆは日曜だけバイトを続けることにした

日曜は必ず仁と入れ替わりでみゆのことを仁も気にかけていた

しかし仁の評判は悪かった

<処女狩りをする遊び人の大学生>

<何人も女がいる>

しかしみゆは気にかけなかった

夏休み仁が早くバイトに入ることもあった

みゆは高3になってたので進路に迷っていた

仁の誕生日は8月の終わり・・・

みゆは何気にごはん食べに行こうと誘っていた

9月に入り土曜の夜と言う約束をした

みゆは体育祭の練習で忙しくなかなか連絡できなかった

体育祭も終わりクラスのみんなが打ち上げをすると言う土曜に

仁とデートをする約束をした

仁に車で拾ってもらいみゆは助手席で夢のような時間を過ごした

行く当てもなくドライブ・・・お腹がすいたといってごはんを食べた

みゆはグラタンやパスタが食べたかったけど仁の前で変なとこ

見られたくないとピラフを選んだ

その後コーヒー飲みたいといってカフェへ

仁は初めてのデートだからそのまま送っていった

それから何度かデートを重ねた

ある日、仁といったお好み焼きやさんで仁の友達が

バイトをしていた  

仁はみゆのことを今遊んでる子と紹介をした

みゆはショックだった・・・

お金を払うとき、仁はトイレに行くからといって

みゆに自分の財布を渡して「これで払っといて」

みゆはレジで仁の財布で支払いをした

仁の友達がしてくれた

「仁がこんなことするのは珍しいよ。あいつ財布の中に

 見られたくないものが入ってるから渡さないのに・・・」って。

何だろう???もしや、これ???ゴムじゃん・・・

みゆは気づいてないふりをした

仁は自分の車が誰かにつけられてることに気づいた

それは自分が遊んでいるもう一人の彼女・・・

みゆはそれから2週間くらいその女につけられた

学校帰り・・・友達と遊んでる時・・・

次のデートの時仁が

「みゆはオレが2年間留学したら待っててくれる?」

唐突だった

「待てるわけないじゃん、2年経ったら金髪の彼女連れて帰ってくるくせに・・・」

心にもないことを言ってしまった

ホントは2年でも3年でも待つつもりだった

「みゆはやっぱり妹だな・・・」

「一緒にいると楽しいし飽きないし・・・」

えっ???もう彼女じゃなくなった



お互い高校、大学を卒業した


1年あまりが過ぎた

みゆは短大生

ある日、スクランブル交差点の真ん中でみゆは仁を見つけた

「仁君・・・・」   「みゆ・・・・」

二人は何故か歩いた

公園を突っ切って仁のおうちのほうへ・・・

たわいもない会話・・・

昔のように楽しかった

仁は歯の治療のため一時帰国していた

偶然・・・・

仁はみゆにひどいことをしていた

みゆが待てないって言ったので同じバイト先の自分に気がある子を

くどきホテルに連れて行った

その子がその後しつこいのでみゆにあきらめるように説得させていた

みゆはあきれていた  噂通りの処女狩り男・・・

最悪と思いながら憎めない自分がいた




あれから20年 みゆは仁と車ですれ違った

仁は気づかなかった・・・

みゆは結婚しても恋をしてもいつも仁のことは忘れたことがなかった

人生で一番好きな人だから・・・・



恋ってなんでこんなに苦しいのだろ????

今、みゆは新しい恋をしている

仁のことを片隅思い続けながら・・・
作品名:恋・・・・ 作家名:そら