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フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
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BSS91 微グロなピエロ

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「…全く本当に気持ち悪いなあ全くもってよ…おまえはラスト一人か…。おまえもまあ最後だし、さすがに拘束はつらいだろうからな…見てみろ」
 下は沸騰したお湯がボコボコと沸いているのが確認できた。
 「100度」
 ピエロは言う。
 「水を追加しては100度になる。ずっとわき続けている。あれは歴代の地獄投入者たちを写真に撮っている。お前も撮るからなるべくいい笑顔しろよ」
 そういうと彼はニコンD300を取り出した。撮り終わると彼は、「さあ、下を見ろ。判るな?」
 そこには少女の茹で蛸死体が一つ浮かんでいる。
 「人間を食うって、実はうまいんだよ。ただうまい、っていうと食いたがる奴が増えてしまってな、ちょっと人権保護とかそういう見地から見てまずすぎるからまずいんだ、ってことにしている。現にいくつかの国では、昔そういう風習(=人肉を食べる風習)もあったぞ?親以外なら何でも食う、と」
 少女の顔がこわばるのを見て言う。
 「安心しな。踊り食いはしないからよ」
 その言葉で急に少女の力が抜けた。安心ではなく、認識による悟りのために。