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フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
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BSS62 微エロなピエロ

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「少女のみなさんこんにちは」
 彼はそういって、大きくお辞儀をした。
 「さっそく、みなさんの仕分け始めさせていただきましょうか。今日はまあ、ゆったりしていていいんですよ」
 彼は静かにそのまま少女たちを一通りなで回す。そして反応などをじっくり観察する。その嫌らしい手つきに反抗もできず、中には無抵抗かつ無感情にして抗議しない少女もいた。また、じっと声を殺して耐える少女もいた。そして、彼はAとBの二つの扉を開け、その二つにまんべんなく分けた。
 Aの扉の内側はなんにもなく、ピエロがそのまま入ってきて、何かをしようとしているのが見て取れた。
 Bの扉の内側は、別のピエロが待機する。「ちっ、いいのが残ってねえぜ。あの先輩おいしいところだけもっていきやがって…んんん、ましなのはいないのか?」
 この処理はいずれの回も続いた。ピエロが待っている部屋に次々に送り込まれ、200人近くいた少女が、100人台、50、20、10…。
 そしてAに振り分けられると、その後も拘束の苦難は続く。食べ物は地べたにおかれたものを、芋虫状態(手足が拘束されて横倒しになった状態)で食べなくてはならない(飲み物についても同様となる。しかもわざわざ高めのストローを用意するあたりがSであるといわざるを得ない。ピエロたちは笑われる反動からMよりSになるのかもしれないが、今のところ統計を行っていないので判らないのが悔やまれるところとしてあげられよう)
 この処理でいずれもAに振り分けられなかったものたちは今回1人。