小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

BSS24 理解できない奴ら

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 
 「あつい」
 「西側だからね」
 「何で東に行かないんだよ…日陰も糞も糸瓜もへったくれもないのか」
 「要求するものが多すぎだ」
 「日陰がないのは問題じゃないか」
 「なんでだよ」
 「隠れる場所がない」
 「いいんだよ」
 「よかねえだろ」
 「なんで」
 「いいか、ここに俺たちがきたのはあの水着美女を剥製にするように無理矢理連れ出すためだろうが…どうやってもこれじゃ気付かれる」
 「いいや、別に気付かれていいんだ」
 「なんで」
 「何のために水上バイクなんかわざわざ持ち出してきたと」
 「連れ出すんですか」
 「まあ、ね。君イケメンだし。俺はあの船で待ってますよ。剥製ロボットってすごいよなあ…今や大はやりだよ」
 「何でここまではやったんだろうなあ…殺し屋は来てねえよな」
 「ここは星一つが協定で結ばれているんだよ、ハンニバル」
 「全く謎の島だな」
 「まあ、いいじゃないか。いい女を輸出する場所になるし、大体、良すぎるのは俺たちがもらえるんだから」
 「おまえも本当に熱中するなあ」
 「ん?これほどの娯楽があるかい。娯楽じゃなければ警察とか殺し屋とか、気にしないっていう感じだよ。熱中するからこそ真剣に慎重になれる」
 「ホント、末恐ろしいな、…クオンタム、で、どうなんだ。来ているか」
 「…不届きものがいるようだな…殺し屋は来ちゃいけねえっていうのによ…女なんて遊ぶ以外になにに使うんだ」
 「知るか、偽善者のいうことは」
 「あってくるよ」
 「気をつけろよ」