BSS19 ここで一句
今はどうだろうか。作家も詩人も星の数ほどいて、星の数だけの作品を書き、星の数の読者がそれをみる、そんな世にあって、文章のアイディアをとうとうと生み出す泉が枯れてしまっている。文才につく癌というところか?いうなれば、作品のアイデアの方が、人生に追いつかない。
年をとって、なにも考えられなくなって、ぼうっとして、そして悲しく果てるは作家の死に方なのだろうか。
死に際に、「まだ書きたいのに」ではなく「もう書き尽くした」というのが作家の遺言なのだろうか。
死なずとも
死ぬに似たるは
搾り切り
作品名:BSS19 ここで一句 作家名:フレンドボーイ42