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フレンドボーイ42
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BSS90 苦渋の選択(宿題編)

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仕方がないじゃないか仕方がないじゃないかってうるさいなあもう…仕方がなくなる一歩手前でどうにかできたでしょうが。
 宿題を忘れていて8月31日を迎えてしまった君は、筆跡がにている川端君の宿題を奪おうと決意して向かったんだ。そして、彼の家に忍び込んでそれを奪おうとした。
 途中まではうまくいっていたんだ。誰にも見つからずに川端君の家にはいることができた君は、川端君の宿題を手に入れるところまでは成功した。
 ところが彼が帰ってきてしまった。このままでは彼に見つかってしまう。見つかったら君は宿題を忘れた男になるどころか、川端君の宿題を盗もうとした悪い奴になってしまうから、君も必死だった。いくら軍手をして諮問でばれないようにしていても、盗んだ現行犯として捕まれば終わりだ。その時、君は気づいた。そう、この家には川端君の家族はいない。川端君以外は外出中だったようだ。君は、たまたま財布についていたキーホルダーからナイフを取り出して、それを何カ所か刺して、そしてひるんでいる隙に段ボールカッターを手に取った。
 君は川端君を殺して、どうにかこうにか宿題を手に入れたんだ。誰にも見つかることなく…まあ、僕にはすべてお見通しだったけれどね。
 なにが仕方がないんだ。ふざけるなよ。もしも君が宿題をやっていれば、僕の親友の川端君は死なずにすんだんじゃないか…。