僕と君と空想日記~1~
作★・:・★ 中学3年生です。よろしく
プロローグ
8月26日。その日はみんなにとって特に変わったことはないだろう。僕と君を除いて____
3年前の今日、事件が起こった。それは突然に。僕と君の友人である徳山真央が下校途中に何者かに誘拐されたのだった。しかし、僕には犯人がわかっていたのだ。しかしいえない。本当のことをなぜかって?それは・・・君が犯人だからだ。
第1話「あの日僕・世界・地球・宇宙全てが激変した」
時は現在、僕は今、県内でもトップクラスの「春桜高校」の1年生で立派な高校生だ。名前は中林祐希。性別は・・・もちろん男だ。まぁ入学してから1ヶ月もたっていないぴかぴかの1年生。 何事もなく1ヶ月が過ぎようとしていた。しかしある日から急激に変わりだしたのだ。僕が?いいや世界いや、宇宙が激変したのだった。
その日はどこにでもあるただの1日だった。いつものように教室に入るといつものように僕の友人である友たちがいた。
「おお、祐希かおはよう」と僕の友である田嶋彩人{通称タジー}が言う。それにつられて俺も「おはよう」と言う。
ここまでは普通だった。ここまでは___________________。
「祐希知ってるか?今日転校生がくるんだぞ」 「はぁ?今まだ4月だぞ?そんな時期に転校だなんて・・・」 「確か名前は・・・」キーンコーンカーンコーンキンコンカンコンとチャイムが鳴った。
「またあとでな」 「あぁ」 そして担任である近藤拓人{通称コンタクト}が教室に入ってきた。
「おはよう今日新しく入ってくる転校生はある事情により少し遅れるようです。まぁきたら仲良くしてあげてください。以上」 そして1時間目が終わった。
「なぁタジーさっきの話なんだが」 「あぁそのことだが忘れてしまった」 ガラガラガラ
「皆さん・・・・・・・・こんにちわ」 ん?どこかで聞いたことがある声だが・・・・そう思って顔を上げた。
するとありえないやつがそこにいた。僕は目を疑った。なぜいるんだ誘拐されたはずだろ?そうそいつは紛れもない3年前、君に誘拐されたはずの徳山真央がいた。「真・・・央?」 「えっ祐希?」
「なぜここにいるんだ?君に誘拐されたはずだろ?」 「それは・・いえない」 「なんで?」 「どうしても」 「どうしても?」 「どうしても」 「まぁ元気でよかったよ」 「うん」 「あのね祐希だけに言っておく私実は・・・・・・過去から来たの」 「え・・・・・・・」 「私実はある能力を得たの」 能力?なんだそれ食えるのか?もう何がなんだかわからないしかし、これだけは聞こうと思った。「あー、いつからきたの?」 「3年前の8月26日」_______________________。
次の日、僕はもうどうでもよかった。真央がいるだけで気分がよくなったような気がした。
教室に入ると真央とタジーが迎えた。「おっはよー」これは真央。「おはよう」これはタジー。真央は昨日のことは嘘のように明るかった。まぁその後はいつものように時が過ぎていって5月。5月に入ると真央が妙なことを考え出したのだ。それは「新しく部活作って活動しない?」 「どうせ暇でしょ?」 「うっ暇だがな、なぁ」 「あぁ許可してくれるのか学校側は」 「許可してもらったわ」
なっ用意が早いな真央は。「でどんな部活を?」 「えーとズバリっ春桜SOS部よ」 ん?なんかにたようなネーミングがあったような・・・あぁわかったよ涼@ハル@の憂@だったっけ。「まずは部員集めね。祐希とタジーは入部決定。手伝ってね」 「はいはいわかりました。」僕は真央のこんなところが好きだ。そうだ確か6月からだっけ「精霊」がつかえるのは。僕はそういうシステムがあるから入学したんだが。まぁいいか。「早く来なさい。部員集めるわよ」 「はいはい言われなくともわかってますよ」 「僕にはあの日から夢ができた。それは君から真央を守ることだ精霊使いになっていつか必ず倒してみせる。僕の手で________________________。
作品名:僕と君と空想日記~1~ 作家名:中林祐希