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フレンドボーイ42
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novelistID. 608
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BSS85 Box
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箱の中に苦しみ一つ。パンドラの箱には希望が宿っていた。苦しみ・悲しみ・痛み・刹那にあふれだしたそれらの最後に待つものが幸福に導くための希望だった。
今この箱の中には首が一つ入っている。もう風化しきって骨になった首、つまりは髑髏(しゃれこうべ)だ。かつては女性の首だったのだが…、まあこの際そういうことはどうでもいいだろう。貴婦人はその首をここに納めていた。体は埋められていた。嘗ての栄華を象徴する宝石は何一つつけていなかった。別に彼女は何か悪いことをしていたわけではない。恨み・妬み・嫉み・それらに囲まれていたわけでもなかった。
若者がただ毒づいただけだ。
若い執事がただ毒づいただけだ。
醜い婆に綺麗な宝石は似合わない・と。
作品名:
BSS85 Box
作家名:
フレンドボーイ42