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フレンドボーイ42
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BSS73 なつみを絞殺
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苦しくもがいて泡のような唾液をたらして明後日の方角に救いを求めるなつみ。首を絞めるその手ははずれることなく、非力な女性には男の手などはずせるわけもなく、嗚呼なつみはこのマンションの一室でソファに座ったまま首を絞められうつろぎ出すのに、男はそれに哀れとも思わずただうめき声を上げるなつみをこれでもかと強く絞め続けるのだ。部屋の鍵を閉めて首を絞めて絶望の淵に彼への期待喪失感で心を占めて圧迫してその生涯を締める。
長い髪のなつみは、その美しくも成長がそれほど熟し得なかったその体を無碍にソファに垂らして眠る。甘く淡く澄んだ水は実は原子崩壊で濁り腐り沈む魚たちは嘗ての栄華を忘れたか、桃色の排水はディストピアに流れ込んではまたその苦しみを逆巻いて頬に唾液の跡を残して白目をむいてスカートからのぞく足はバラバラに向き、テーブルには一口だけかまれたビスケットが一つ。
絞殺した後、そのビスケットを拾い上げて食べる。
作品名:
BSS73 なつみを絞殺
作家名:
フレンドボーイ42