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うざぴょん
うざぴょん
novelistID. 13856
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返せ。返せ。返せ。

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嗚呼・・・あの時・・あの時・・・あいつを誘わなければ・・・・!!!!




 「ねぇねぇ彩華部活何に入るの?」
私は友達の彩華に聞いた。
 「えー・・うんー・・・まだ決まってないなぁ・・」
まだきまってないんだ・・だったらさそおっかなぁ・・。
 「だったらさ・・吹奏楽入らない?」
先輩も友達とかさそってねって言ってたんだし入れようかな。友達とかいたら何かといいと思うし。
 「うぇー!?だってうち初心者だしこの学校吹奏楽強いんでしょ?そんなめっそうな」
 「まぁだまされたと思って入ってみてよ。初心者大歓迎だしさ」
 「ほんとぉ?じゃあ・・入ってみようかなー」
よっしゃ1人ゲットしたぜじゃあさっそく
 「そんじゃ音楽室いこうよ!」
そう言って私は半ば強制的に彩華をさそった。
 「せーんぱぁーい!」
私は大好きな百合子先輩を見つけると自分が誘った友人をもおいて先輩の下へと駆け寄った。・・・・そう私はかるーくレズなのだいやかなりのレズだ。だって・・・愛してるから。
私を地獄の底から救ってくれた百合子先輩。私は誰に何を言われようと百合子先輩を愛してる。百合子先輩は私だけのもの・・・・・
 「あら、奈津佳どう?友達とか誘ってきた?」
 「もちろんですよ!先輩のために1人ですが誘ってきました!!」
 「あはは、ありがとうね。」
そういって先輩は私の頭を撫でてくれた
嗚呼・・・なんて幸せなんだろう・・・なんて・・・心地のよい時間なのだろう。
先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩
私はアナタを死んでも愛します!!!!
 「それで?誰かしら、連れてきたの。」
 「はぇ!?・・・あぁ・・この子です。」
そういって私は彩華を先輩へ連れてく
 「な・・・中島彩華です!」
 「彩華ちゃんね。私は伊藤百合子よろしくね!」
そういって先輩は彩華に可愛い笑顔を向ける。
 「とーってもいい子ですよぉ♪」
 (私以外に笑顔を見せないで・・・。)
 「ちょ・・・な・・奈津佳ぁ!!」
 「ゆゆゆ・・ゆ・ゆ・・・百合子せんぱぱぱ・・いいいぃよろしくお願いしますです!!」
 「あはははは!どもりすぎ!!!この子面白いわねぇww」
 「ですよねーww」
 (気安く先輩の名前を呼ぶな。)
 

      そう思っているうちにいつの間にか・・・・

    ワタシトセンパイノキョリハトオクトオクナッテイッタ。




 そして悲劇の日は起きた。
 私と彩華が吹奏楽部に入ってから約一年先輩もあと一年でココを卒業するという時に私は鍵閉め係りなので部室や音楽室の鍵を閉めていた。もうすでに6時。あたりはまだ明るみはあるがしんと静まり返っていて人ももういない。
 私は鍵を閉めた後廊下を歩いてふと教室をみると人影が2人ぐらいあった。
 こんな時間になんだろうとその教室を見ると・・・・・・

 まさか・・・!?何で何で何でなんでなんでなんでナンデナンデ!!!!!!
そこにはみてはいけないものが映っていた。


     ソレハ・・・・・


 奈津佳の愛してやまない先輩百合子先輩と・・もう一つ・・・・
 奈津佳の友人・・・彩華が映っていた。
 しかも2人は・・・・・艶かしいそして可愛らしいキスをしていた。
なんで!!!!?なんで彩華と百合子先輩がキスをしてんのよぉ!!!!
フザケルナ!!!!百合子先輩はわたしのもの!!!彩華は心の隅にしかないただの友人!!!そんな2人がなんでキスをしてんのよ!!!!!そうやって心の中で叫んでいるうちに私の心にはなにか歪で赤黒い塊が出来ていた。
 そう・・・・嫉妬の塊。とても歪でそして醜い塊。
そう思っているうちにいつの間にか私はナゼカ無神経に家庭科室の包丁棚の近くにいた。
そうか・・・そうよね私。簡単な事じゃない。


    フタリノナカヲメチャクチャニシテシマオウ

 「いひひ・・・ひひ・・いひひひひはははははははははははははははははは!!!!」


    マッテテネセンパイイマワタシノモトニオイテアゲルカラ・・・・・。


              アナタハワタシノモノ。
作品名:返せ。返せ。返せ。 作家名:うざぴょん