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　１２月７日
　午後０４時０４分
　マヌス医務室

ジョエル
「…………っ。」
左文字
「気が付いたか……！」
ジョエル
「さ……も……ん……」
左文字
「喋らなくていい……」
ジョエル
「っ………（ここは……ボク……一体……）」
左文字
「お前はデーケルターレの中で意識を失い、ここへ運ばれたんだ。
……全く、無茶をしてくれるよ。自分の首を自分で締め上げたんだからな……」
ジョエル
「………（そうか……ボク……）」
左文字
「だが、よくやってくれた。
おかげであの白い球体はデーケルターレによって弾け、崩れ果てた。毒液の地下への侵入も無い。作戦は成功だ」
ジョエル
「………（そう……か……）」
左文字
「お前も少し声帯がヤラれてはいるが、直に回復するだろう。とにかく、よく休んでくれ」
ジョエル
「……は…ぃ……。」
左文字
「じゃあ俺は報告に向かう。室長、後はよろしく頼みます」
医務室長
「了解しました」
左文字
「……ジョエル、有難う」
ジョエル
「…………（ボク……は……）」

ウィィィン
＜ＳＥ足音・扉開閉音・左文字立ち絵消＞

ジョエル
「………（父さん……）」