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七々原
「……？いないのか？ミリカー」

＜後ろ向きのミリカ＞

七々原
「いるんじゃねーか。いるならいるって――」
七々原
「ミリカ……？」
ミリカ
「……お帰りなさい」
七々原
「どうしたんだよ、ミリカ。いつもなら飛びついてくるのに」
ミリカ
「出来ないの」
七々原
「お前……なんで……座って……」
ミリカ
「………無くなっちゃった」
七々原
「っ！？」

＜スチル足の無いミリカ＞

ミリカ
「無くなっちゃったんだ、ミリカの足」
七々原
「………っっ！！」
ミリカ
「どうしよう……お兄ちゃん……」
七々原
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ！！」


第一幕　幕劇。