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水族館にて

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「あっピラニアやー!よーみると可愛いなぁ。ピラちゃん」
と信恵がはしゃいで言ったら恋人政信が言いかえす。

「信恵ってなんでも可愛いってゆうんちゃうん?アーノルドシュワルツネッカーシュワちゃんって言ってるんだー?」

「うん」と素直に答える信恵。

「やっぱーなーみんなペットと思ってるんちゃう?」

「えっなんでよー!可愛いもんは可愛いって言ってるだけやん。ペットとは思ってないよ~。」

「あっ、でもそのうち俺もペットにされたりして…」

「せーへんせーへん。だって私政信さんのペットだもん。ニャンニャン」
と猫の物まねをする信恵。

「猫というよりイグアナかなっ」

「えっひどい!せめて亀ぐらいにしてよ~。」
と言ってる内にいろんな水槽の横を歩いて行きちょうど前にでっかい亀の水槽がありウミガメが3~4匹のそ~っとしている。

「ちょうどあの亀ぐらいかぁ」と政信がウミガメをさして言った。

「うっ、私あんなにもとろくないわー。」
と信恵はすねながら笑っている。

ふたりはちょっとま亀をみてまた歩きだす。
もう同じとこをまわって2週目になろうとする。

「またここにつれてってなぁ~」と信恵。

「こんなとこ好きなん。金かからんな~よしよし。」
と信恵の頭をなでる。

「政信さんこんなとこ嫌い?」

「ううん。好きやで~。ついでに信恵もなっ☆」

「えっ、急に言わんとってよぉ!それについでってなによ~!そしたら水族館も好きやけど政信さんのことついでに大好きっ☆」

水族館でもお熱いふたりであった。

ちゃんちゃん。
作品名:水族館にて 作家名:優希梨乃