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更新日時:2010-08-23 23:10:26
投稿日時:2010-06-18 01:16:51

鳥の如く

登録タグ: 久坂  幕末  松下村塾  長州 

作者: hujio

カテゴリー :歴史小説
総ページ数:9ページ [完結]
公開設定:公開  

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著者の作品紹介

幕末の架空の藩の架空の人物たちの話です。
実在の人物とよく似た名前の人物が登場しますが、別人です。


別の話のために長州藩関連の資料を読んでいるときに、久坂は身体があまり強いほうではなかったことを思い出しました。
そのあと寝て、夢を見ました。
途中という感じのところで眼がさめましたが、まだ起きなければならない時間ではなかったので、そのまま続きを考えました。
これが、その話です。

あくまでもフィクションですが、寺島が久坂を追って脱藩して京に向かったのは実話です。

史実の人のご紹介(この話に出てくる人々ではありません)
・久坂義助(玄瑞、秀三郎)
 長州藩の医者の三男(末っ子)
 頭脳明晰、容姿端麗
 松下村塾の双璧(久坂、高杉晋作)、四天王(久坂、高杉、吉田栄太郎、入江九一)
 塾生のひとりには「久坂には誰もついていきたい」と評される。
 土佐藩の武市半平太宛の手紙に「失敬ながら尊藩(土佐藩)も弊藩(長州藩)も滅亡しても大義なれば苦しからず」と書き、それを託した坂本龍馬に強い衝撃を与えたと言われる。
 詩作を好み、詩吟を得意とした。
 藩の許可無く藩から出ると重い罪に問われるため藩の外に出ることなく一生を終える者も多かった時代に、学生の久坂には藩の許可がおりて詩作のための九州旅行に出かけた(その後、吉田松陰と出会う)。
 桜が好きで家紋の代わりにしたり、人情本を好んだりと、乙女……いや、ロマンチストな一面も。
・寺島(作間)忠三郎
 長州藩の無給通士の次男
 作間は養子に入った先の姓(のちに寺島姓に復籍)
 松下村塾の塾生
 松陰の江戸送りの際に一番遠くまで見送ったことで有名
 久坂の三歳年下ながら、久坂とよく行動をともにした。
 久坂が光なら、このひとはその影のようなイメージ。
 本当に最後の最後まで一緒だったんですよ……!
 

表紙の画像は、NOION様(http://noion.jp/)からお借りしました。
ありがとうございました!

感想コメント (2)

コメントいただき、ありがとうございました! 久坂は25歳、寺島は22歳なんですよね、享年……。もしも久坂が維新後まで生きていたら、政治家ではなく詩人になっていたのではと、思ったりもしています。 | hujio | 2010-08-26 00:33:19

「旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる」などを思い出しました。晋作などももっと自由に生きたかったのではないかなあ、と思います。辛い時代ですね。 | 深川ひろみ | 2010-08-24 04:59:54

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