無意味な人生
何のために生きているのか分からない
そんなことを言って
生きていたくないだなんて
どれだけ他人に縛られるつもりなのだろう
生きている意味を
生きていく意味を
人生で何をしなくちゃいけないなんて
みたこともない宇宙の心理なんかに勝手に決められて
そうしなければ生きている価値が無いだなんて
そんな命の方がよっぽどに生きていたくない
どこか知らないけれど
安全なところで人間を眺めて勝手に憤って
寿命もないような
死にもしないような体を持って
そんな奴に
こう生きなくてはいけないなどと
死ぬまでにしなくてはいけないなどと
どうしてそんなことを縛られなくちゃならない
この私の
全てとも言える人生が何であるか何て
私以外の誰かに決められて安心したくない
人生には意味がない
生きることに目的なんて無い
誰も未来に保証なんてしていない
素晴らしいじゃないか
なんとも自由じゃないか
大丈夫なんだ
負け犬のように死んでも
みっともなくみっともなく生きていても
何も出来なく消え去っても
世界なんてものは怒りはしない
神なんてものは笑いも出来ない
宇宙なんてものは喜びもしない
世界中の人間が笑っても怒っても侮蔑しても
絶対的な何かが否定なんてしやしない
縛られて何ていないんだ
いつ死んだって良いんだ
いつまでだって生きてて良いんだ
だだっ広くて何処にも道が無くて何処にも行けなくてそんな原っぱで
とりあえず寝てしまえばいいじゃないか
明日も晴れたら
ずっと寝っ転がってればいい
生きる意味なんてものが急かしてきたり何てしないんだから