ドッペルゲンガー
Bさん「なんだい。」
Aさん「俺たちは働いてくるけれど俺たちの本体を見つけたらこの仕事つまり労働者
から抜け出せるんだぜ。」
Bさん「なんだってじゃ探そうではないか。」
Aさん「そうなんだよ。だからそれを探しているうちに俺と同じようなやつをボッホ
ム共和国で見たという噂を耳にしたんだ。」
Bさん「それだったらそこに行くことにしなよ。」
Aさん「そうだな。」
そのころボッホム共和国では・・・・。
ある雑誌を読むAさんの本体。
Aさんの本体「何々ドッペルゲンガーを見たら人間は死ぬのだって・・・。どう思う
Cさん。」
Cさん「そうらしいな。結構知られているらしいぜそのことは・・。
脳腫瘍の一種でないかといわれているけれど。そういえば俺の知人が日本でお前のよ
うなやつを見ったって聞いたけれど。やばくないか。見たら死ぬんだろ?」
Aさん「なんだってやばいな。日本にはいかないようにするぜ。」
Cさん「しかもちかくこのボッホム共和国に来るとか言ってたそうだ。」
Aさん「それを早く言えよ!死ぬんだろう。俺はこの国を出る。」
そう言うと荷物をまとめにかAさんは、二階に上がっていった。
Cさん「何もそこまでしなくても・・・。そうとう信じ込んでるみただな。」
Aさんの本体「しっかしどこに逃げるかなこうしている間にもドッペルゲンガーは俺
を探しているはずさ。こうしちゃいられん。すぐにでるぞ。」
そう言うと荷物をまとめて外へと飛び出した。
すると空港では。
Aさん「ふうここがボッホム共和国か。へんぴなところだなあ。」
そう言うと自分に似たといわれるやつの家に向かった。
するとなんやら自分に似た人が車から勢いよくこちらに向かってくるではないか!
Aさん「あいつか!これで俺は働かずすむぞ。おおーい!こっちだこっちだ!(待て
よ向こうはどう思っているのか分からないぞ。もしかするともっとひどい仕事に就く
のかもしれない。)」
そのときAさん本体は。
Aさんの本体「何か声が聞こえるな。なんだ・・・・。あれは!」
その瞬間二人の記憶や身体その他もろもろが入れ替わったのである。そして・・。ド
ッペルゲンガーに関する記憶は消されたてもとの時間に戻された。
Aさんに入れ替わったAさん本体「あれ俺何やったんだっけか?」
Bさん「おおい!仕事をしろよなあ。またあの話か?」
Aさんに入れ替わったAさん本体「なんだ君は何の話だ?・・・。」