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ゆらぐゆらぐ嘘と
にじむにじむ傷痕

ひびのわれた水面
透かした血管が脈打つ

水晶になって
氷に紛れ込めば
海に沈んでいける
空を眺めるんだ


風もないのに涙があふれて仕方ない
一人ぼっちで孤独だけならありふれてた
僕の入れる隙間はどこどこどこ



くらむくらむ陽炎
しじま静寂に爪痕

覗き込んだ水面
うつろな瞳が溶け逝く

水晶を割って
氷と飲み込めば
解にだってなれる
総て忘れるんだ


だれもいないのに涙がこぼれて仕方ない
一人ぼっちの孤独ばかりは食べ飽きてた
僕が逃げる抜け道はどこどこどこ