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バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』
バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』
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バトンを繋ごうRPG 『勇者の旅立ち』[小説コミュニティ]

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勇者ノベリットの冒険

かざぐるま}
かざぐるま
勇者は村を出た。装備も魔法もまだ持っていない。とりあえず北の森に向かってノベリットは歩き出した。そこに突然!!
2013-07-11 19:30:04

コメント (190)

かざぐるま  2013-07-25 18:41
「マナ、呪文だ!」
振り返りマナに指示する。
「なにそれ」

「はい! なにそれいただきました!」
しょうがない、俺とカイザーでやるしかない。
「カイザー、GO!」
……カイザーは一度こちらを見て尻尾を振ると、どこかに走り去った。リーダーは腹を抱えて笑っている。
空には雷雲がたちこめ、今にも雷がこの船のマストに落ちそうだ。


「よし、かかってこい!」
覚悟を決め、俺は伝説の剣を抜いた。

その瞬間!!

かざぐるま  2013-07-19 13:09
「コロコロしてるからカイザーだ!」
「コロ関係ないじゃん」
 マナはあきれている。しかしカイザーはしっぽをブンブン振って喜んでいた。
 船に乗り込むと、ガラの悪い集団がこちらを見ている。

「目を合わせちゃダメだぞ、マナ」
 しかしマナは挑発するように舌を出した。カイザーに至ってはめっちゃ吠えまくっている。
 このままでは絡まれるのは時間の問題だ。海が時化てきたのか、船も激しく揺れだした。

 悪い予感は当たるもので、やっぱりガラの悪い集団のリーダーがこちらに肩を怒らせて近づいて来た。
「おうおう、何じろじろみてやがんでい。そのバカ犬もうるせえから黙らせんかい!」

――これはピンチだ。陸地はまだまだ遠い。ここはトラブルにならないように、何かを言わなければいけない。
そこで俺は!

かざぐるま  2013-07-17 12:36
 ニャース神殿は海を渡って行かなければならない。勇者たちはまず船を手に入れることにした。
「すいません。船が欲しいんですが」
 港は冒険者でごったがえしていた。露店などもたくさん出てマナは珍しそうに目をキラキラさせて走り回っている。
「買うより借りた方が安上がりだよ」
 髭もじゃの船主が太い声で言った。
「でも、お高いんでしょう?」
 勇者は財布を覗きながら船主を見上げた。
「なんと! 今なら50Gのところを10G! 安くしとくよ」
 話はまとまり、ノベリットはマナを探しに行く。しかしマナはどこにもいない。
 しばらくすると、マナは一匹の犬を連れて帰ってきた。
「これ、もらったの。名前をつけなくちゃね。名前はホエホエがいいと思うの」
 勇者は首を振った。
「ホエホエはだめだ、俺がつける! その犬の名前は!」

 

匿川 名  2013-07-16 21:38
「照れるなよ、似合わないぜベイヴィー?」

勇者はそう言ってバチンとウインクをした!
当然『ヴ』は下唇を軽く噛んで発音だ!
マナは唖然としている。
「べ、別に照れてなんか!」
そして顔を真っ赤にして叫んだ。
「ほほう、それじゃ一緒に来るんだな?」
勇者は軽くそれをいなす。
「なぜそうなる!」
マナが頭を抱えて絶叫した。
「いいか、その昔この世界にはとある賢者が居た。その賢者は、世界に知られる名言を残した。人生に惑ったら、俺はそれに従うことにしている。苦悩する少女よ、お前もそうするが良かろう」
マナはうんざりした顔で勇者を見ている。
「・・・何よ」
「『この道は(中略)行けば分かるさ!』と、いうわけで、行くぞマナ、いや我が一番弟子にしてパシリ少女よ!目指すはニャース神殿だ!」
「いま『カッコ中略カッコ閉じる』って言った!言った!」
勇者はそのマナの責めるような言葉に、微笑みを交わす。

「細かいことを気にすると、大きくならないぞ?特に、胸の辺りが」

「ハラスメーーーーンンン!!!!」

マナの絶叫が、辺りに轟いた。
しかし、最後の一言が思いの外地味に胸に響いたのか、マナはしぶしぶ付いてくることを了承した。
こうして、改めて勇者の一行は旅に出ることになった。
目指すは、ニャース神殿だ!

(と、言うところで匿名は一旦離脱です。かき回すだけかき回して本当にご免なさい)

かざぐるま  2013-07-16 11:49
「あたし剣なんて使えないし、これいらないからあげるわ」
 マナは刃先を自分に向け勇者に渡した。
『勇者は伝説の聖剣を手に入れた!』
 ざわ……ざわ……
 男たちが口でざわざわ言っているが気にしないでおこう。

「よし!では今度はマナの職業を決めにニャース神殿に行こう。あそこで自分にあった職を選ぶんだ!」
 勇者はテンションが上がり叫んだ。
「あたし仲間になるとか一言もいってないけど?」
 勇者はうまい言葉をかけて仲間を増やさなければならない。というか、一人旅はさびしい。

 そこで大きく息を吸うと少女に言葉をかけた!

匿川 名  2013-07-15 22:36
優しい眼差しでマナを見つめ、正面からその左肩にそっと右手を乗せた。
「マナ、見事だ。それでこそ俺の一番弟子と言えよう」
ついさっき彼女に出会ったことはさておいて、勇者はそう呟いた。
なぜかマナの目が冷たい気がするが、なあに、多分気のせいだろう。
「しかし如何なる試練にも先人の労苦が、切り開いて来た足跡があるものだ。
  つまり、例えば今回で言うなら俺が少しだけ力を込めて、あらかじめ岩からその聖剣を緩めておいたこととか、な。
  まあしかし、お前は良くやった。褒めてやろう。
---で、俺が何を言いたいのかと言えば、だ」
勇者はそう言って生暖かい師匠の目でマナを見る。


「ええと、少しだけその聖剣を触らせて下さいお願いします」

とりあえず聖剣を手にしないと物語が進みそうにないので、勇者はしぶしぶマナに両手を合わせてお願いしてみた。
すると!

かざぐるま  2013-07-15 10:09
「この岩に刺さっている聖剣を抜くことができたら、そなたを勇者と認めよう」
 男たちは挑戦的な目つきで勇者を睨んだ。
「では、抜いて見せましょう」
 勇者は渾身の力を入れて抜こうとした。……が聖剣はビクともしない!
「ちょっとタイム」
 勇者は傍らの石に座り込んで肩で息をしている。

「我が人生に一片の悔いなし!!」
 その声に顔を上げてみると、聖剣を手にしたマナが軽々それを抜いた様子で天井に剣先を向けていた。
「おお……勇者さま」
 ローブの男たちはマナを拝んでいた。
 ――これはヤバい。立場が無くなってしまったが、ここは何とかしなければカッコがつかない。
 そこで俺は!

匿川 名  2013-07-15 00:40
それは古ぼけた茶色のローブを身にまとった三人の男たちだった。
うっすらと覗く顔は枯れ木のように細り、病的なまでに色白い。
そして真ん中の男が低く細く、しかし洞窟に響き渡る声でこう言った。
『・・・我らはこの剣を守る者。汝が聖剣を手にするに相応しい者であるか、確かめさせて貰う・・・』
「え、そうなの?!」
そんなことは全く聞いていなかった勇者に対し、男たちは!

かざぐるま  2013-07-14 18:31
「よし、マナ!君は今から正式な仲間としてパーティに加えよう!」
「え?」
過去は問うまい。強引に連れて行こう。

『マナが仲間に加わった!』

さて……今回の目的は、この洞窟の奥にある『伝説の剣』を抜いた瞬間に閃くらしい。
ノベリットはマナを従えて魔物の待つ洞窟を進んで行った。
しばらく進むと、やっと伝説の剣を見つけた。

しかし!それを守る様に何かが立ちふさがった!

匿川 名  2013-07-14 16:42
そういえば彼女にはどこかアイツの面影があるような気がする。
しかし、彼女にこんな大きな娘がいるはずはない。
「・・・他人の空似・・・だよな?」
勇者は独り言をつぶやいた。
「そうそう」
流ちょうな言葉でマナが相槌を打った。
「え」
「エ」
思わずつぶやいた勇者に、取って付けたように片言でマナが返事をした。
・・・まあいいや、細かいことは気にするまい。
それよりも、忘れちゃいけない今回の旅の目的だ!
それは!

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