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【可哀想なロンシリーズ】ごめんね、ロン その1

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第2章 ダイアゴン横丁




ロンの父が暖炉の前に来て、すぐに煙突ネットでダイアゴン横丁へ向かった。



だが、運悪くロンは灰を吸い込んでしまい、発音に失敗した。
「ダイアゴ横丁!」
ついた先は、夜の闇横丁。
まだ幼い(と言っていいのか)ロンは、なるべく目立たない様に歩き出す。
早足で歩いていると、巨体にぶつかった。

「あ?おまえさん、ウィーズリーんとこか?こんなとこにいちゃあかんだろ!ダイアゴン横丁で兄貴どもがまっちょる、行くぞ!」
腕を引っ張られ、痛い。
「いいよ、自分で行く。どうせ気づいてないし。あ、出口だけ教えて。」
早口でそう言うと、巨体は出口を教えてくれた。