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　そのあとも、「FOUR SEASONS」は僕たちの代表的なナンバーの一つ「BE EXTREME」のカップリング曲になったり、ミュージックビデオが作られたり（これは僕たちが全く登場しない珍しいやつだけどね）、何年かに１回リリースするベストアルバムにも必ずと言っていいほど収録されてる。そのためかどうか分からないけど、この曲はいつしかＰＥＡＲＬ（僕たちのファン）たちの間で「アンセム（聖歌）」と呼ばれるようになった。ティムは神様じゃないのにね。
　でも、僕たちはライブじゃこの曲はあまり歌わない。意外でしょう？なぜかというと、この曲を初めてライブで歌ったとき、ティムのことを思い出して途中で泣いて歌をしばらく止めてしまったからさ。あのときは、会場のＰＥＡＲＬたちがみんなで続きを歌ってくれたことに突き動かされて、僕は再び歌えた。あれには心の底から感動したよ。それからは、この曲を歌うのは記念すべきライブとかにとどめてる。


　そういうわけで、「FOUR SEASONS」が初めて収録された「To be LOVED」は、僕にとっては魂の名盤なんだ。いや、仲間たちやＰＥＡＲＬたちにとってもそうだと思う。