小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

『 仮想っつーか、ということかと思った話 』

INDEX|1ページ/1ページ|

 
それに気付いたのは、3日前のことだった。
財布に一円玉が7枚入っているのを、じっと見下ろし、まったく恨めしくなった。
10円玉や100円玉が、仮の姿だったことになっている。

それから、あっという間にそんなちゃちな金額のことは忘れていたが、
コンビニでまた、仮装っつーかは起こったのだった。
目の前で、100円玉が、1円玉に、変わっているのを、三田。

そういえば、キーボード無線が突然バグったのが、そんなことばかり
考えていたころのことだったと思い出して、震え上がる気持ち。
修理代はPCにも自分にも掛けたくないからで…。

どこからか天井殴る音聞こえてくるチンギス。

今日、ついにバッグのポケットから100円玉が消えた。
挙げたいんですけど、仮想っつーか、消えたコイン。
ヘリコプターに変わるだけ。