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てっしゅう
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「歴女先生教えて~パート2」 第二十五話

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楽しい話は尽きないものだ。
美穂が交える男と女の話も聞きなれてきたのか、逆に鋭い質問を二人はするようになっていた。

「先生は初めから気持ちいと感じられましたか?」

「誰でも最初からは無理だって思うよ。彼も初めてだったしね」

「初めてじゃない彼だったら、そのう~気持ちよくしてくれるという事でしょうか?」

「あら、朋美さんはそういう方面に関心が強いのかしら?」

「ええ?そんな~、恥ずかしいですけど、高校一年の時にもう彼と仲良くしたクラスメートが気持ちいいと話してくれたから、自分もそうなるんだと思っていました。想像できないのですが、どんな気持ちなんだろうかってよく考えます」

「そうね、女性は男性と違って様々だって思うから、朋美さんにとってどれだけ彼さんを好きでいるのかという事も大きな要因となるように思うけど。彼が喜んでくれたらそれはそれで嬉しいと思わないとね」

「彼がですか?私よりもですか?」

「先生はこう感じたの。夫が私を愛してくれていて、誰よりも大切にしてくれていて、私だけを抱いているのだと思えば、自分が強く感じるより彼が私を強く感じてくれていたら満足できるってね。朋美さんも未海さんも初めてだから解らない部分があるだろうけど、女には本能的に男性に満足して欲しいという母性があると思うわ」

「新しい母親もきっといま先生が言われた思いがお父さんにあるんだと気付かされます。女としての歓びは愛されることですもんね、一番は」

「そうよ、未海さんは偉いわ~ 新しいお母さんも安心ね」

「ええ、この頃は何でも話すようになりました。正直に今度の旅行のことも話したんです、実は」

「ええ?それ本当!」

朋美は初めて聞く話に驚いていた。

「朋美、ごめんね言えなくて。ちょっと前のことだったから」

「未海さん、それは良かったね。お母さんなんて言われたのかしら?」

「父には内緒の話よね?って笑いながら言ってくれました。そして自分も高校生の時に同じようにウソをついて彼と旅行したとも話してくれました」

「あら、それは強い味方になったわね。あなたとは親子というより姉妹という年齢に近いから話しやすくなっているでしょう?」

「はい、それほど大きく話題も変わりませんから話しやすいです。それでね、男の人は他に違う女性が居るとそちらが気になってしまうから、朋美のことや先生のことを聞いてきたり、話したがっても嫉妬しないようにしなさいとも言いました」

「いいアドバイスね。夫は他の女性を見ると私が怒るから無理して見ないようにしていてくれたの。笑えるでしょう?」

「ええ~、そうなんですか?先生ってものすごく嫉妬するんですね?」

「意外だった?そうなのよ。夫は背も高いし、イケメンだから可愛い女の子がみんな歩いていると振り向くの。なので視線合わせたらツネってやったのよ、ハハハ~ そうしたらもう見なくなった」

「すごい!でも先生もすごく美人だから男の人からジロジロ見られるでしょう?それは旦那さん怒らなかったのですか?」