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平岩隆
平岩隆
novelistID. 11848
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更新日時:2017-01-11 13:11:07
投稿日時:2017-01-11 13:11:07

Libera me

登録タグ: 介護  看護  跡地SIX  高次脳機能障碍 

作者: 平岩隆

カテゴリー :怪奇・ホラー小説
総ページ数:9ページ [完結]
公開設定:公開  

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著者の作品紹介

「跡地SIX」参加のための文章でございます。
テーマは「甦る・・・」てなことでギリギリだわな。

ある日突然身体の自由を奪われたら。
自分の意思がありながらも、それを伝える手段の全て失われたなら。

不肖平岩、インモラルなネタで行きます。
”高次脳機能障碍”と”介護”・・扱っちゃいけませんぜ、こんなネタ。
ここのところ勉強する機会がありまして脳の一部を損傷することの恐ろしさを知り
そしてそのような状況に遭遇された方々のお話を聞く機会を得まして。
更に先日亡くなった自分の叔父貴の最期の数カ月が同様の状態であったことを知らされ
思い至った文章であります。
よってエピソードのいくつかは実際に見聞きしたものであります。

いままで当たり前のように持っていたものを”喪失”するという事の辛さ。
今まで失っていた記憶が甦る”恐怖”。
この二つをブレンドしたサスペンスであります。
一人称のどっしりと構えた長回しキャメラの前で語られるドラマを想起していただければ
よろしいかとおもいます。淡々とじわりじわりとあらゆるものが喪失してゆく過程を感じて
いただければよいのですが。
タイトルは「神よ我を解き放ちたまえ」の意のラテン語でありますが
思いきり逆説的な意味を持ってしまったのが余りに皮肉なので、これで行きます。

主人公が起きるたびに自分の名前を繰り返すのは・・
よくあるじゃないですか「やぁ僕の名前はxx、xx会社に勤務しているxxxだ」という始まり方。
アレが嫌いなんですわ。だからメルヴィルの「白鯨」の始まり方も嫌いなんですわ。
だからそれを逆手にとって・・自己紹介を毎日やっていただきました_orz

サウンドトラックは私はクリスチャンじゃありませんが
今回はグレゴリアン・チャントでまいります。


あぁアトね同じタイトルの韓国映画あるらしいんですが、観てないんでw
全然関係ございませぬ。

目次

P1... 1 聖職者の連祷(れんとう)
P4... 2 神よ我を解き放ち給え
P7... 3 嘆きながら泣きながらも涙の谷にあなたを慕う。
P9... 4 エンド・クレジット

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