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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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映画 戦国生徒会

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プロローグ



「じゃ、別れましょう。」

香織はこう言って、我慢していた涙をこらえられずに、ついに泣き出してしまった。
突然のことに戸惑ったが、博之はこうなることを、予想出来なかった訳じゃない。

高二の夏休み直前のある日、二人は美術室の入口の壁にもたれて話をしていた。この時間、教室移動で大勢の生徒が廊下にいる。
泣いている女子生徒に気付き、少し遠巻きに見ていた野次馬の中には、千鶴もいた。
博之は驚いた表情をしている千鶴と目が合い、ばつが悪くなって、すぐにその場を立ち去ってしまった。
この瞬間、誰が見ても酷い男だという印象は避けられなかった。

香織と付き合い始めたのは半年ほど前。その後彼女は、博之好みの女子に変化していた。今は別に喧嘩をした訳でも、嫌いになった訳でもない。
そもそも最初は、付き合うほど好きな相手でもなかったのかも知れないが、高一の時、彼女の猛烈アタックに押され、交際を承諾したようなもので、ちょうどその当時、別の女子高に通う交際相手と疎遠になっていて、タイミングが合っただけ、というのも一因なのかも。
つまり、香織と別かれるのも時間の問題だったのかも知れない。


作品名:映画 戦国生徒会 作家名:亨利(ヘンリー)