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主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~

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Episode1 いざ、ジョウトの地へ



第1話『ジョウト地方へのすすめ』

前書き

今回の話より、ジョウト編がスタートします。


そして、サトシ、ヒカリ、タケシとともに一時的に旅をともにしたあの少女が登場します。





カスミ「この道を歩くのも久しぶりね」


サトシ「あぁ、俺達がジョウト地方を旅していた頃もいろんなことがあったよなぁ」


タケシ「今となってはどれも懐かしい思い出だな」


ハルカ「わたしも、コンテストでジョウトを旅した時が懐かしいわ」


 只今、サトシ達はジョウト地方はじまりの町・ワカバタウンを目指し、西に向かって歩み続けている。一度ジョウト地方にて旅をした経験を持つサトシ、カスミ、タケシ、ハルカはその当時のことを懐かしんでいるようだ。


ヒカリ「コトネやカズナリも元気にやっていたみたいで良かったわ」


サトシ「あぁ、二人に会うのが楽しみになって来たぜ」


タケシ「昨日かかってきた電話によれば、コトネとカズナリの幼馴染も二人いるみたいだな」


サトシ「一人はケンタ、もう一人はマリナって名前だったな」


 昨日、オーキド研究所にてサトシ、ヒカリ、タケシの三人はウツギ研究所からの電話を受けていた。その際、ウツギ研究所サイドで応対していたのはカズナリで、サトシ達はカズナリからケンタとマリナのことを聞かされていたようだ。


ヒカリ「マリナって、あのアイドルトップコーディネーターのマリナでしょ。あたし、彼女に会うの楽しみ!」


ハルカ「今ノゾミと肩を並べる実力に加えてメディアに引っ張りだこの有名人に会えるなんて、わたし感激かも!」


サトシ「そんなに凄いトップコーディネーターなのか、マリナって人は」


カスミ「あたしも一度テレビで見たことあるけれど、今彼女と同世代の女の子の間で憧れの的なんですって」


サトシ「へぇ〜、そうなのか。ノゾミと肩を並べるくらいとは相当凄いんだな」


 カスミ、ハルカ、ヒカリから、マリナについて頷きながら聞くサトシ。


タケシ「電話の後に調べてみたんだが、もう一人ケンタってのもジョウトリーグをはじめとして数々の大会で好成績を収めたトレーナーだそうだ」


サトシ「ケンタも凄いヤツなんだな。俺、ケンタとバトルしてみたくなってきたぜ」


アイリス「はぁ、サトシってやっぱり第一にバトルなのね…」


デント「まぁ、それがサトシらしいというか何というか…」


 ついでではあるがケンタのことも聞き、早速彼とバトルがしたくなった様子のサトシ。サトシのゴーイング・ポケモンバトルの言動はかなりのものだが、これから会う予定のケンタもサトシに負けず劣らずのバトル脳である。


???「サトシ〜! ヒカリ〜ン! タケシ〜!」


サトシ・ヒカリ・タケシ「「「! コトネ!」」」


 ワカバタウンに向けてさらに歩み続けるサトシ達のもとに、以前サトシ、ヒカリ、タケシとイッシュ地方を旅した少女・コトネがやって来る。


コトネ「久しぶりぃ、ヒカリン」


ヒカリ「コトネも、久しぶり」


 まずヒカリが、自分たちのもとへとやって来たコトネと再会の挨拶を交わす。


サトシ「元気そうで良かったぜ」


コトネ「ふふふ、ありがとうサトシ。それで、今サトシ達の後ろにいるのが電話で言ってた…」


サトシ「あぁ、かつて俺と一緒に旅をしたカスミ、ハルカ、アイリス、マサト、デント。そして、イッシュ地方で出会ったベルに、この間から一緒に旅をしているリュウカちゃんだ」


カスミ「よろしくね、コトネ」


ハルカ「はじめまして」


アイリス「コトネのことは、サトシ、ヒカリ、タケシから聞いているわ」


デント「僕はデント。以後お見知りおきを」


マサト「僕はマサト、よろしくねコトネ」


ベル「あたしはベル。これからよろしくね、コトネちゃん」


リュウカ「はじめまして。私はリュウカです」


 サトシに自分たちの事を紹介されると、コトネに初対面の挨拶を交わすサトシ、ヒカリ、タケシ以外の面々。その後、女性陣はコトネに独特の呼び名で呼ばれて一瞬躊躇したが、特に気にすることなく仲良くなれそうな雰囲気だった。


コトネ(ひょっとして、カスミン、ハルルン、アイリン、ベルルンはサトシの事が好きなのかしら? だとしたら、あたしの恋のライバルになるってことね)


 人一倍恋愛に関しては鋭い感覚を持つコトネは、ヒロインズとベルが抱くサトシへの恋心を瞬時に勘付く。この少女・コトネ、実はサトシに好意を抱く者の一人である。このコトネの合流は、サトシ争奪戦の新たな参戦者を意味する。


コトネ「(そういうことだったら、先手必勝行動あるのみってことね!)サトシ、ウツギ博士もみんなの到着を心待ちにしているわ」


サトシ「それじゃあ、すぐに行かないと…って、おわっ!?」


コトネ「早速、ウツギ研究所へレッツ・ゴーってことね!」


ヒカリ「ち、ちょっと、コトネ!?」


 サトシが一息いれる間もなく、コトネはサトシの手を取り、そのサトシと一緒にワカバタウンへと駆けていった。この時、ヒカリ以外のヒロインズとベルは今までの経験上、コトネのサトシに対する想いに勘付いたとか。


ヒカリ「はっ! 待ちなさい、コトネ!」


ハルカ「抜け駆けは許さないわ!」


アイリス「追うわよ!」


マサト「あぁ! みんな待ってよ!」


 コトネの登場により、さらに激しさの増したサトシ争奪戦。さて、これからジョウトでの旅はどうなることやら…


続く





後書き

やっぱり、感覚を明けて執筆するもんじゃないわ…


久々の争奪戦描写が、悲惨なことに…