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どうにか大学に入った「うち」は料理に恋する、ちょっとぽややんな女子。呼びかけては勝手に料理学部を作り、食堂を出すことに成功。

高校からの天敵、加奈子に絡まれたり、人の恋愛に付き合わされたり。
一方、図書館でバイトする実家が八百屋の山田さんと仲良くなったりしつつ、看板メニュー作りに奮闘する。

そんな彼女らの背後に出現するアラフォー女性。元ジャズピアニストで、かつては性的にも奔放で、モテまくった「わたし」。

メジャーになる見込みのない日々に疲れ、輝いていた学生時代を懐かしみ、母校の関大を訪れる。心身ともに追い詰められていた「わたし」は、青春を謳歌してる学生らに苛立つ。

自棄になり、道連れが欲しくなる中、ふと、カレーの匂いに誘われて………。