小説が読める！投稿できる！小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ！

2012年の秋。島の中では消失事件と言うものがニュースに取り上げられていた。
そんな中、ひょんなことからこの島に幼馴染の戸島湖希と一緒に出向いた転校生の中尾遂(なかお・とぐる)は周りの環境に戸惑いながら平平凡凡な日々を過ごしていた。そんな折、転校してから10月になった頃、友人の奥村湖雄(おくむら・みずお)が何者かに暗殺されたとの報が遂に入る。その1日後クラスメイトの奥村湖二朗(おくむら・こじろう)の首吊り事件。さすがに遂も恐怖に怯えていたが･･･。
5日後、遂は幼馴染の湖希と一緒に獺祭りを見に来ていた。祭りが中盤になり盛り上がった頃に戸島湖希が他殺されたとの報がはいる。
精神がおかしくなった遂は祭りの終盤に、持っていたナイフで手首を切り自殺する。
死んだ筈の中尾遂。
だが、目覚めたのは10月１日の朝。
しかも記憶はリセットされていたのだった･･･
狂気を覚えながらも、遂は普段の日常を過ごしていた。翌日、遂の学校にある一人の転校生。
転校生は言った。白いフードを被った少女を探していると…。

無限に繰り返される6日間、はたして遂は事件の真相を暴き、普通の日常に戻れるのか？