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魔法と恋と世界の平和

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私の思いとあなたの思いなの



いつもの公園に集まった僕たちはエンジュと考えた作戦を伝えた。

フェイト
「そんなにうまくいくのかな?」

エンジュ
「あの子と彼なら簡単にかかるわ」


「でも、余計なのも来そうだけどね」

フェイト
「余計なのって?」


「時空管理局だよ。でもフェイトちゃんは構わずに現れた女の子からジュエルシードを奪おうとすればいいからね」

フェイト
「分かった」

アルフ
「私は?私は?」

エンジュ
「貴女も私も特にやることはないわ。逃げるときに少し行動するだけね」

アルフ
「何それ・・・つまらないじゃない!」

エンジュ
「しょうがないじゃない。手助けしたらフェイトが精一杯戦えないでしょう?」


「フェイトちゃん、最初は相手を挑発するような攻撃をして、相手が応戦してきたら、好きに戦ってくれていいからね?時空管理局は僕が引き付けるからさ」

フェイト
「分かった。背中は任せたよ?剛」


「うん、任せて。じゃあジュエルシードを出すから、頑張ってね」

フェイト
「うん♪」

アルフ
「何もすることがないのはつまらないけど、剛には感謝するべきね」

エンジュ
「あら、なんで?」

アルフ
「フェイトよ。フェイトは確かに嬉しかったりすると笑顔を見せてくれるわ。でも・・・・」

エンジュ
「でも?」

アルフ
「あんなに楽しそうに笑顔で1日1日を過ごしてるのなんて私と初めて出会ったとき以来よ」

エンジュ
「そんなに心を閉ざしてしまうことがあったのね。でも、剛と過ごすうちに壁が無くなっていったようね」

アルフ
「この前、夜にフェイトが何か言ってると思ったら、寝てるのに顔を真っ赤にしながら言ったのよ。「剛、大好き」ってね」

エンジュ
「あらあら、もう恋する乙女ね」

アルフ
「私もフェイトには剛がついてると思うと嬉し悲しいって感じなのよね」

エンジュ
「剛、意外と学校じゃモテてるみたいだから、早くしないと後々大変よ?」

アルフ
「フェイトにはフェイトなりのタイミングがあるから、私はそれを見守る」

エンジュ
「フフッ。そうね・・・・あら、目標の登場だわ」

目の前から剛の予想通り、なのはがやってきた。

なのは
「貴女は誰?なんで、ジュエルシードを集めてるの?」

フェイト
「答える義理はない。貴女の持ってるのも渡して」

なのは
「それはできないよ」

フェイト
「なら、力ずくで奪う!バルディッシュ!」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア