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幻影のメサイア episodio.0

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第五章「平穏な日常と運命を担う不吉な占い」



ここは桜が通う学校。今は休み時間である。

美樹(みき) さやか「ねえねえ、聞いたよ。あんた、主席トップになったって。」」
柏木 つみき「え、ええ・・まあ、僕も頑張れば取れるとは思わなかったよ。でも結構難しかったよ。あの問題は・・・。」
鹿目(かなめ) まどか「でも、すごいと思うよ。あれだけの問題を解いた人って、数人しかないよ。」
美樹 さやか「そうだね・・・・まどかの言う通りよ。これなら主席でトップになるのも夢じゃないわね。」
佐倉 杏子(さくら きょうこ)「まったくだよ。あたしらはがんばってもせいぜい、3、4位まで限界だけどよ・・・・そいいえば・・・アンタも二位を取れたんだろ?。」
暁美(あけみ) ほむら「・・・・え、ええ・・・そうね・・・・」
佐倉 杏子「まったく、おどおどしすぎだよ・・・・あんた・・・・。」」
柏木 つみき「まあまあ、いいじゃない。皆それぞれ頑張って努力しているから。あははははは・・・・・。」

楽しそうに談話しているつみき達。その様子を羨ましそうに見る桜。

柏木 桜「・・・・(つみきもいいな・・・私もつみきみたいな優等生になりたいな・・・・。)」

つみきに比べて平凡な成績しか持たない桜にとってはコンプレックスであった・・・・。そんな彼女に親友が来た・・・・。。

姫川 幸乃(ひめかわ ゆきの)「桜ちゃん。」
柏木 桜「幸乃ちゃん。それに葵ちゃんも。」
朝日奈葵(あさひな あおい)「おっは~。桜ちゃん。」

彼女の親友である二人は桜と話をしに来たようだ。

朝日奈 葵「しっかし~~すごいよ。つみきちゃんは、今度の成績はトップだし。桜ちゃんも鼻が高いだろうし。」
柏木 桜「えっ!・・・いや・・・そ、そのつもりじゃ・・・・・。」
朝日奈 葵「遠慮しなくていいよ。桜ちゃんがつみきちゃんに羨ましいことが分かるから。」
柏木 桜「あううううう・・・・・・・」
姫川 幸乃「ちゅ、ちょっと。葵ちゃん。からかい過ぎっ!?。」
朝日奈 葵「あはははは・・・ごめん、ごめん。」
柏木 桜「あうううう・・・・」

意気消沈する桜に友達が来た。

不二咲 千尋(ふじさき ちひろ)「こ、こんにちわ。」
七海 千秋(ななみ ちあき)「・・・・失礼します・・・。」
柏木 桜「千尋ちゃん、千秋ちゃん。」
不二咲 千尋「桜ちゃん、明日の事について・・・・・・。」

楽しく会話する桜達。その様子を羨ましそうに見ている少女がいた・・・・。

江ノ島 盾子(えのしま じゅんこ)「ふ~・・・いいね・・・あの子達・・・・。」
辺古山 ペコ(ぺこやま ぺこ)「・・・まあ・・・友とはいいものだ・・・・・。」
江ノ島 盾子「・・・・そうだね・・・・・。」
罪木 蜜柑(つみき みかん)「あ、あのう・・・・・私達・・・・仲間外れですか?・・・・。」
江ノ島 盾子「・・・・いや・・・・そんな事は言ってないよ・・・・・。」

軽く会話する盾子。そこへ・・・・。

西園寺 日寄子(さいおんじ ひよこ)「いいな・・・・あたしも、桜おねぇと話したいよ・・・。」
罪木 蜜柑「え、ええ・・・でも・・・あのう・・・・・。」
西園寺 日寄子「何よ。何か文句あるのよ!。このゲロブタっ!!。」
罪木 蜜柑「あ、わわわわ・・・・ゲ、ゲロブタですみませぇーん!。」
江ノ島 盾子「・・・・おいおい・・・・。」
澪田 唯吹(みおだ いぶき)「まーまーまー・・・ここはやっぱり、みんなで歌えば楽しいっす。」
江ノ島 盾子「・・・・・い、いや・・・そういう問題じゃ・・・・。」
ソニア・ネヴァーマインド「そうですね・・・私(わたくし)たちも歌えば楽しいいいですよ。会いたかった~~~、会いたかった~~~、会いたかった~~~、イエイッ・・・君に~~~~~~・・・・・・。」
江ノ島 盾子「ちょっと、その歌はちょっと・・・・。」
セレスティア・ルーデンベルク「まあ、いい歌ですわ。私も歌いたくなりますわ。」
江ノ島 盾子「あんたもかっ!!。」

何かと親友達のぼけに突っ込みをする羽目になる江ノ島。その頃、桜は姫川 幸乃から話を受けていた・・・・。

パサ・・・パサ・・・パサ・・・。

タロットカードを繰り出し、占いを行う幸乃。彼女の母は有名な占い師で、そのため、タロット占いがうまいようだ。

姫川 幸乃「・・・えーと、それじゃ・・・・次のカードで最後だよ。」
柏木 桜「う、ううん・・・・。」
姫川 幸乃「さ、一枚引いてね。」
柏木 桜「・・・・う、うん・・・じゃ、じゃあ・・・い、一枚引きます・・・・。」
姫川 幸乃「あ、あのう・・・桜ちゃん・・・・ただの占いなんだから・・・そ、そんなに気合を入れても・・・大丈夫だよ・・・・。」
柏木 桜「あ、ごめん・・・・い、今引きますから・・・。」

ペラッ・・・・・。

慌てて一枚を引く桜。そのカードを幸乃に見せる・・・・・。

姫川 幸乃「・・・『運命の輪』のカードね。象徴するのは幸運の到来、チャンス、変化、結果、出会い、解決・・・・・そして・・・定められた運命を意味するカード・・・・。」
朝日奈 葵「わあ、すごいよ。桜ちゃん。」
不二咲 千尋「本当だね。きっと良いカードだと思うよ。」
七海 千秋「む~・・・・これは幸運だと・・・思うよ・・・・。」
柏木 桜「え・・あ、ありがとう・・・み、みんな・・・。」
姫川 幸乃「あっ・・で、でもね・・・。」
桜・葵・千尋・千秋「ん?。」

喜び合う中、幸乃はある事を忠告された・・・・。

姫川 幸乃「・・・これ・・・逆位置だから・・・・。」
桜・葵・千尋・千秋「えっ!?。」

作品名:幻影のメサイア episodio.0 作家名:kimutake