二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

スターサインプリキュア☆

INDEX|3ページ/241ページ|

次のページ前のページ
 

第1話「えぇ!?私がプリキュア?キュアアルサ誕生!」



「ピピピ、ピピピピ…」
「う、うぅーん…は!もうこんな時間!」
3月19日。現在朝5時。3月もそろそろ終わり、なんだけど…
「はっくしゅん。」
この流星町辺りはまだまだ寒い。でも、空気も綺麗で私の大好きな星もよく見れるし、すごく大好きな町。布団を体に巻きつけながらもぞもぞと、ようやく着替えた私。今日は今から町内の清掃に行くの!
2階の自分の部屋から出て他の家族を起こさないようにそーっと階段を降りる。
掃除用具も準備万端、忘れ物はなし。
「いってきまーす。」とそっと家を後にする。
さ、早く行かなきゃ。
冷たい風が少し痛いけど、私は小走りで近所の公園へ向かう。
あ、申し遅れました!私、相武みのり(あいぶみのり)15歳。小さい頃から空や星が大好きなの。
だから、少しでも自然を守るお手伝いがしたくて週に2回くらい、地域の清掃活動に参加しています。
清掃した後の綺麗な町を見ると、空もより一層綺麗に見えるんだよ。
「おはよう、みのりちゃん。早くから偉いねぇ。」公園の手前で近所のおばさんが声をかけてくれた。
こうやって参加しているおかげなのか結構覚えてもらって、声をかけてくれたり、たまにお菓子とかもらったりもするんだ。
「あー。そうだ、今日星ノ台高校の合格発表日だろう。」
「そうなんですよ。もうドッキドキで…でもやれることはやってきたし、星ノ台高校に行くためにこの1年間頑張ってきたのできっと大丈夫だと思います!」
そう、今日は私にとって人生の分岐点…ってまぁそう大げさなものでもないと思うけど。
「おぉ、自信満々だね。さすがだわ〜。」
他のおじさんやおばさんも集まってきて口々に頑張れよ、きっと大丈夫だと声をかけてくれている。
私は星ノ台高校でやりたいことがあるの。
それは「星座研究部(通称 星研)」に入って星が大好きな部員さんたちと一緒に天体観測に行ったり、星の事を話したりしたいんだ。
星ノ台高校の星研は結構有名で、卒業生にはNASAで活躍している先輩や天文学者さんが多数いて、私も星研でもっと色んなこと知って、将来は星の研究をしたいって思ってるの。
そして自分だけの星を見つけてその星に名前を付けることが私の夢!
「よし、じゃぁ合格祈願の清掃頑張ります!」