小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
海野ごはん
海野ごはん
novelistID. 29750
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

十六夜(いざよい)花火(前編)

INDEX|59ページ/66ページ|

次のページ前のページ
 

第7章 更待月・・・心の隙間

     




更待月は(ふけまちづき)と呼び、
夜も更けてから月が上ってくる月のことを言います。
だいたい、午後10時ごろに月の出を迎えます。

夜の男と女は、昼間とは違う顔を誰もが持っています。
月の光に似た妖しい女の色気は男の心を惑わし
男の我慢は女の寂しさを引き出し物語が面白くなります。
じれったい心が本当は愛を育むなんて
当人たちにはわからないから
余計に恋も彩られていきます。