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赤い日記帳

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8/25,3:11,晴れ。

ラジオの発表から一夜明け。
昨日は、びっくりした。
嬉しいし、おめでたいし、喜ばしいけど、少し切ない。
一日中、動揺していた。いつも通りにしようと思っても、娘が不安そうに、いつもよりしがみついてくるところを見るに、いつも通りにはできていなかったのだろう。ごめんね。
切なさを吹っ切るために、駅前の花屋さんへ行って、自宅用の花を買った。
お祭り気分になって、心から祝いたかった。
店頭で目についた、『ひまわり』と『トルコキキョウ』を選んで、あとは何がいいか、花屋さんに相談した。勧められた中で気に入った、エンゼルキッスという淡いピンク色の『バラ』を買った。

バラは「星の数」に合わせて4輪にした。
ウェディングのイメージで、白い花がほしかったから百合も迷ったけど、うちには合わなそうだったので、白いトルコキキョウにした。
ひまわりだけ、花言葉に覚えがあって、ちょうどいいと思って買った。
他の花も花言葉が気になって、帰ってから調べたら、とてもちょうど良いチョイスだったので嬉しくなった。忘れないように、ここに記しておく。

ひまわりの花言葉: 憧れ
白いトルコキキョウの花言葉: 感謝、永遠の愛
ピンクのバラの花言葉: 感銘、愛の誓い
(4本のバラの花言葉: 死ぬまで気持ちは変わらない)

私の『憧れ』の貴方へ。
ご結婚お祝い申し上げます。
貴方ならきっと、この『愛の誓い』は、『死ぬまで変わらない』でしょう。
おふたりの未来が『永遠の愛』で包まれることを祈っています。

(貴方たちの作品に『感銘』を受けて、本当に『感謝』しているよ。
貴方たちの作品への『私の愛は永遠に変わらない』という馬鹿げた事実に、
価値などないけど、それだけ知ってほしくてさ。)

美しい花を見ていたら、心も晴れたよ。
本当におめでとう。教えてくれて、ありがとう。

作品名:赤い日記帳 作家名:こじはん