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赤のミスティンキル

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用語の注釈



〈時間について〉
 アリューザ・ガルドにおいて、一週間は七日、一ヶ月は四週間、一年は十二ヶ月で構成されている。

〈刻〉《こく》〉
 アリューザ・ガルドにおける時間の単位。一日を十六分割し、その一区切れを“刻”と呼ぶ。
(一日はおよそ二四時間に相当。よって、一刻はおよそ九十分ほど)
 午前は八刻、午後は八刻に区切ることが出来るが、一日の始まり―一刻目が始まるのは、朝日が昇る頃(大体六時くらい)だ。ゆえに、午前中は前五刻までである。午後は、一日の終わりのときである後八刻まである。
 残りの三刻は、真夜中から明け方までに相当する。しかし人々が寝静まり、暗闇が支配する時間帯であるので、生活の中では数えることはない。(この時間帯は“刻無き時”と呼ばれる)

〈種族〉
 アリューザ・ガルドに住む人間は四種族に大分される。
 ここに「イャオエコの図書館」中、「諸種族について」の項目に詳細を記している。

バイラル: 短命ではあるものの、人間達の中で最も勢力が強い。世界各地に国家を設け、生活を営む。
アイバーフィン: 風の加護を受ける銀髪の種族。資格を得た者は空を舞う。(肉眼では見えない)翼をまとうようになる。
エシアルル: 水の加護を受け、森に住む長命の種族。緑の髪を有する。めったに森から出ることはなく、ひっそりと暮らしている。
ドゥローム: 火の加護を受ける長身の種族。龍が人化した姿の末裔達。資格を得た者はアイバーフィン同様、空を舞うことが出来る。
〈フィーレ〉
 アリューザ・ガルドにおける長さの単位。一フィーレは約四十五メートルである。
 フィーレのほか、ラク、メグフィーレという単位がある。
  一メグフィーレ=百フィーレ    一フィーレ=百ラク

〈ガルディ〉
 アリューザ・ガルドでは、物の取引は貨幣もしくは物々交換にて行われている。バイラルの居住地では、貨幣の流通が盛んである。
 ガルディは貨幣単位である。
 流通している貨幣形態は硬貨であり、五人構成の一般家庭の生活費は、一ヶ月におよそ二千ガルディほどかかる。

〈タール〉
 弦楽器。その形状はギターのよう。特殊加工された糸もしくは鉄を弦とするのが一般的だが、ハンゲという大魚の髭が、耐久性、音色の点からもっとも適する。

作品名:赤のミスティンキル 作家名:大気杜弥