小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

映画のクイズなんですねェ☆全79問

INDEX|59ページ/240ページ|

次のページ前のページ
 

第20問 1950年代問題 窓際


  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ    車椅子の男と美女    しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 
  /                       \

  ____抱き合い口づけを交わし続ける二人


  美女 『どうすれば あんたの目をひけるの

車椅子の男『きれいな女性なら 何もしなくていい
      そこにいるだけで

  美女 『私は? よく見て

車椅子の男『部屋の向こうにいるわけじゃない

  美女 『心はうわの空よ 私は何もかも欲しいの

車椅子の男『悩んだ事あるかい

  美女 『今悩んでる

車椅子の男『私もだ

  美女 『話してみて

車椅子の男『なぜ、、、
        なぜ男はアパートから鞄を抱えて
        雨の夜三度出かけて三度戻って来たのか…

  美女 『奥さんが優しく迎えるから

車椅子の男『ちがうちがう、、、セールスマンの女房は違う
       なぜ今日 仕事に行かん?

  美女 『家の仕事は楽しいわ

車椅子の男『肉切り包丁で何を楽しむ
       それに新聞に包んだ小さなノコギリ

  美女 『関係ないわ

車椅子の男『なぜ女房の寝室に ずっといない?

  美女 『もういいでしょ

車椅子の男『私が答えてやろう
      何か 恐ろしい事が起こっている

  美女 『私のことはどうでもいいの?


  ____男がうわの空なのに呆れて美女は男から離れて煙草に火をつける


車椅子の男『どう思う

  美女 『恐ろしい事って?

車椅子の男『さっき シャツのままで外出して まだ戻らん


  ____男は窓の外 向いのアパートの窓を眺めながら言う


車椅子の男『大変だろうな 人間の体をバラバラにするのは

  美女 『やめて 怖くなってきたわ


  ____男は女の言葉も無視して向いのアパートの窓を眺める


  美女 『聞こえた?

車椅子の男『まって、、奴が戻ってきた

  美女 『いい加減にして 外を見て暇つぶしもいいけど
      双眼鏡まで持ち出してバカな話まで
      とても まともじゃないわ


  ____車椅子の男は双眼鏡を出して夢中で覗き込む
  ____美女は双眼鏡を取り上げた


車椅子の男『気晴らしだと思ってるのか

  美女 『何と思うと やめなければ出て行くわ
      なぜ そこまで執着するの?

車椅子の男『彼の女房に何が起こったか知りたいだけだ

  美女 『なぜ 何か起こったと思うの?

車椅子の男『あの女房は病人で 看病が必要だ
       なのに一日中 誰も家にいなかった

  美女 『亡くなってしまったのよ

車椅子の男『医者は? 葬儀は?

  美女 『睡眠薬で眠ってるのよ もう彼も帰ってるわ

車椅子の男『窓からずっと見てたんだ
      夫婦ゲンカの後 夜中の怪しい外出、、
      包丁、、、、
      ゆうべから彼の女房が消えた
      彼女はどこで何をしてる?

  美女 『私にはどうでもいいわ
       包丁もノコギリも珍しくないし
       奥さんを無視する男も多いわ
       夫婦ゲンカだって山ほどあるけど
       殺人事件なんて あるわけないでしょ?

車椅子の男『最後はその言葉だ

  美女 『一部始終が見られたの?
      ブラインドが上がってて 彼の行動のすべてが
      人殺しが そんなことするかしら?
           ブラインドをおろすわ

車椅子の男『そこが利口なんだ

  美女 『そうかしら 人殺しが窓から罪を見せびらかす?


  ____その時 美女の顔色が明らかに変わっていった
  ____向いのアパートの男が怪しいトランクを縄で縛っている光景が見えたのだ


  美女 『ジェフ、、、最初から話してちょうだい…、、



  _/_/_/_/ 作品より抜粋、多少手を加えています _/_/_/_/

         次のページにヒントがあります♪