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東 めぐみ
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novelistID. 36772
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更新日時:2021-10-29 22:21:01
投稿日時:2012-11-06 22:39:26

天の卵~神さまのくれた赤ん坊~【後編】 Ⅳ・完結

登録タグ: 不倫  代理母出産  夫婦  女友達  結末  裏切り  誕生  赤ちゃん  離婚 

作者: 東 めぐみ

カテゴリー :恋愛小説(純愛)
総ページ数:8ページ [完結]
公開設定:公開  

読者数:1/day 21/month 1827/total

ブックマーク数: -
いい作品!評価数:1 users

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著者の作品紹介

最後に、神さまが私に与えてくれたものは。。。

あとがき

 二ヶ月に渡って書き続けた長編〝天の卵~神さまのくれた赤ん坊~〟が漸く完成しました。自分で書いておきながら何ですが、途中やラストを書きながら、不覚にも泣いてしまったこともありました。
 本当に難しいテーマだったと思います。書き始める前も書き上げた後も、果たして自分にどれほどまでのことができたのだろうかと自問自答しています。
 代理出産については、恐らく永遠に〝これが応えだ〟という結論は出ないだろうと思います。というのも、人によって子どもを持つということに対しては考え方が違うからです。
 この作品で、それぞれの登場人物が考えていること、言っていることはすべて私の想いでもあります。つまり、私自身、代理出産については一つの応えを出せないのです。どういうことかといいますと、直輝や有喜菜のような考えでもあるし、また同時に紗英子のような考えでもあるということです。
 考え方に二面性があるといえば良いのでしょうか。人として生きている以上、我が子を望むのは当たり前だし、ましてや、子どもを持てないと言われていたのに、持てる方法があると聞けば試したくなるのは当然の心理といえます。
 また、子どもがこの世に生まれてくるというのは確かに天の配剤ともいうべきもので、たとえどれだけ子どもを望んでいようとも、他人の子宮を利用してまで成し遂げて良いものかという疑問もあります。
 本当に難しく重いテーマだと思います。なので、これは誤解しないで頂きたいのですが、私自身は今のところ、代理出産については肯定も否定もできない立場なのです。
 未熟な筆で描いたため、まだ書き切れていない部分も多々あると思います。お読み苦しい点もあるかとは思いますが、どうかご理解いただければと思います。
 かつて最初に結婚していた二年間、私には子どもができませんでした。また、不妊治療の経験もあります。だから、紗英子の切ないほどの気持ちに共感せずにはいられないのです。
             東 めぐみ拝

2012/10/23

感想コメント (2)

少女時代の小さな「うそ」が、24年の時間の旋回で作為の無い、人の結びを導いた。文学的な心理描写、好感。rumba | 退会ユーザー | 2013-05-19 14:46:56

社会派の作品ですね。いろいろと考えさせられました。男女の愛情の変化なども丹念に描かれていてすばらしい作品と思います。 | | 吉葉ひろし | 2012-11-10 21:46:11

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