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盟友シックスⅡ! ―BEYOND THE WORLD―前編

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第2章 儀式の洞窟の番人



「うぅん…」
俺が目覚めるとすでに林は準備を終えていた
「起きたか? 早くしろよ」
俺はいつも通りの装備に身を包むと懐からそっとお守りを取り出す
(ゼクレス… こんどは勇者まがいなことする羽目になったからさ、また力を貸してくれよ)
静かに祈ると俺は部屋を出た…

「おはよう」
広場にはもうみんな集まっていた
「皆集まったな」
村長も広場に現れる
「皆わかっていると思うが今日は成人の儀だ 儀式の洞窟に行き試練の騎士を討伐して証を手に入れれば合格とする! よいな!」
「はいっ!」
「よし、行けっ!」
俺たちは駆け出した

数十分後
「ここか?」
「ああ」
うっそうと茂る蔦に覆われた洞窟… 入口の横にはご丁寧にも「ここ 儀式の洞窟」という看板が立っている
「行くか?」
「行こう 変なスイッチは押すなよ」
「もう押しちゃった(笑)」
先に興味半分で入っていた森先が言った
すると入口は轟音と共にゆっくりと閉まっていく…
「やばっ! 突入っ!」
俺の掛け声と共に全員が遺跡に駆け込み入口は閉まった
「この… バカッ!」
森崎は下野から鞭で叩かれ半泣きになっている
「どうするんだ? …どうしようもないか」
「…?」
俺の発言に林が首をかしげる
「お前たちは感じないか? この気配を」
俺は何か邪気といった類の物を感じていた
(何か大きい気配だけど恐らく多数だろうな だとすれば一つ一つは何てことない…)
俺は剣をガンモードに変形させ構える
「…そこっ!」
俺が弾丸を放つと叫び声が上がり突然暗闇から多数の赤い光が浮かび上がる
「きゃっ!?」
下野が声を上げる
「これか?お前の言う気配ってやつは」
「ああ」
全員が武器を構える
撃ち始めたのは川本だった
「一つ、二つっ!」
正確なバズーカ射撃で魔物を倒していく
「散れっ!ガルム!」
牧場は棘付き首輪を付けた赤い犬… ガルムを呼び出した
「あわわわ…来ないでっ!」
壁際で槍を振り回している森先… 攻撃当たってなくないか?
「なめてたら痛い目見るよっ!」
下野は二本の鞭で次々と敵を倒していく
ボゴッバキッ
さっきから一角で骨の砕ける音がしてるんだが… 林だろうか
「我が道行くは修羅と知れ… 破魂流奥義!千手観音拳!」
壁に大穴が開き敵が…いや肉塊が転がる
どこかで見たような光景に恐怖を覚えつつ状況を見守っていると俺の出る幕なく敵は全滅した
ゴゴゴゴゴゴ
大きな音と共に奥の壁が開き階段が現れる
「結局開けるのに押さなきゃならないんだったら結果オーライだよね!」
この発言の後森先が全員からゲンコツもらったことは言うまでもないだろう
「降りるのか?」
「ああ 多分この先に試練の騎士が」
「よし 行こう」
俺たちは階段を降りた

数分後
「ようこそ試練の間に 私が試練の騎士だ」
「…もう着いたの?」
「そうだ さぁかかってこい」
「俺が行こう」
俺が前に出る
「ほぅ、お前か 来いっ!」
「行くぜっ!」
一気に切りかかっていくも相手は攻撃を受け流す
クリーンヒットを出せないまま俺は攻撃を続けた
「甘いなっ!今度はこちらの番だ!」
一気にラッシュをかけてきた相手に防戦していると剣を弾かれた
「あぁっ!?」
「終わりだっ!」
相手が剣を振り下ろそうとしたとき
「なんとぉぉぉぉぉっ!」
あの時と同じように世界はスローになり俺は剣を取りに走る
俺が剣を取り構えたとき世界は元に戻った
「何だとっ!?」
騎士は驚きを隠せない
「行けるっ!行くっ!」
再びスローになった世界の中で俺は一気にラッシュを騎士に浴びせた
「行けっ!千本桜!」
騎士は倒れ動かなくなった
剣をしまった俺に林が声をかける
「何なんだあれは?」
「竜の加護…ってとこかな?」
俺は何があったかを話した
そして証を手に入れると村への帰り道に着いたのだった…