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プロローグ

どれほど時間が経ったのだろうか
何も見えず何も聞こえない深い闇の中を俺はゆっくりと漂っていた
（これが…時空の狭間か）
ゆっくりと思考を巡らせる
（俺…帰れるのかな？　…でも諦めたくない）
俺は今まで戦ってきた剣を手に持ち力を込める
（ゼクレス…もう一度力を貸してくれ）
あの時、ラギアを倒した時と同じように黒い鎧が俺を包む
（行けるか…？　いや、行くっ！）
俺が全力で空を斬るとそこが裂け光が差し込んだ
（行けた…けど！）
俺はその裂け目に吸い込まれてしまった…