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IS  バニシング・トルーパー リバース メカ設定

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メカ設定



 
 地球連邦軍 

 量産型ヒュッケバインMK-II ブリュンヒルデ仕様

 L5戦役後、次世代量産機トライアルを通過したヒュッケバインMK-IIの量産仕様。重力を制御するグラビコンシステムがオミットされた以外、試作機のヒュッケバインMK-IIとほぼ同等のスペックを保っており、さらに飛行できるため、かなり優秀の量産機。
 生産数がまだ少ない今、「ブリュンヒルデ」にはまず二機だけ配備される予定だったが、同じ優先配備される予定の特殊作戦PT部隊「クライ・ウルフズ」がヒュッケバインの使用を断ったため、結果として「ブリュンヒルデ」には量産型ヒュッケバインMK-IIが五機配備されることになった。
 一般機と区別するために、「ブリュンヒルデ」の機体はダークグレーに塗装され、肩部には部隊のエンブレムと番号が書かれている。
 なお、全機は各パイロットの癖に合わせてカスタマイズされているが、その強化パーツの大半はL5戦役の頃に使っていた量産型ゲシュペンストMK-IIが装備していたものを改修して移植したものであり、元々同じG2フレームを使った機体だけあって、かなり低いコストに収まっている。また、全機が現地改造機であり、部隊の機密性も高いため、正式番号は与えられていない。

 
 量産型ヒュッケバインMK-II カスタムI型
 コードネーム「ノートゥング01」のクリス少尉の機体。背部の反重力デバイスである小型テスラ・ドライブを大型バーニアユニットに換装し、推進剤タンクを増設した高機動仕様。
 増えた機体重量を押える目的で外部装甲の一部を取り外したため、相対的に防御力が落ちたが、空中と空間での戦闘ではアーマードモジュールを完全圧倒できるほどの機動力を持つ。一撃離脱の戦法が長けており、切り込み役を担当する以外に、要人抹殺など一機だけで実行する機密任務を任されることも多い。
 ただ、この改修により機体の操縦性が極めてピーキーなものとなってしまったため、パイロットと機体の安全を考慮した結果として、リミッターをかけられている。
 固定武装は頭部バルガンのみだが、腕部や腰部のハードポイントによって携行できる武器が多い。 


 量産型ヒュッケバインMK-II カスタムII型
 「ノートゥング02」織斑一夏少尉、及び「ノートゥング03」篠ノ之箒少尉の機体。突撃して接近戦を仕掛ける格闘戦仕様。
 突撃する時の防御力を考慮して、スラスターとバルガン砲を内蔵した追加装甲を増設されている。スピードではカスタムI型に及ばないものの、局地における運動性が高い。
 なお、肩部にはさらにショルダーシールドを装備しており、AIがコントロールするサブアームによってかなり広い範囲をカバーできる。この装備を一夏機は左肩、箒機は右肩に取り付いている。
 固定武装としては膝アーマーに内蔵したナイフ、脚裏の回転ノコギリ、胸部のバルガン砲、腰部の二連装グレネードなど、取り回しの良い武器を装備しているが、それ以外にはさらに大出力ビームソード「ビームザンバー」を装備している。新型コンデンサ技術を投入したビームザンバーが形成するビーム刀身は凄まじい破壊力を持ち、VG合金すら難なく両断できる。使用可能時間が短いという欠点があるため、装備した二本を交代して使うのがセオリーだが、パイロットが二刀流して一斉にエネルギー切れを起こした場合も多い。


 量産型ヒュッケバインMK-II カスタムIII型
 「ノートゥング05」凰鈴音少尉の機体。ミサイルによる先制攻撃と中距離援護を行うための中距離支援仕様。
 重装備のために空中での動きがやや鈍いが、部隊の中では屈指の面攻撃力を持ち、多種多様なミサイルと六連装ビームガトリング砲を駆使して怒涛の弾幕を張り、敵を殲滅する。また、パイロットである凰鈴音少尉は習得した拳法で編み出した格闘モーションの実用性も高く、接近戦もこなせている。
 欠点は弾切れしやすい点であるが、「ブリュンヒルデ」に長時間作戦の任務を与えられることが稀のため、それほど気にすることではない。


 量産型ヒュッケバインMK-II カスタムIV型
 「ノートゥング04」セシリア・オルコット少尉の機体。スナイパーライフルで超遠距離狙撃で戦う狙撃仕様。
 頭部は特製の高精度カメラユニット付きのタイプに換装され、肩部にも高感度センサーが取り付いているため、探知能力と照準能力は他の機体を遥かに上回っており、データリンクにより味方への情報伝達の役割も果たし、ある程度の電子戦も可能。
 メイン武器は、20メートル前後のスナイパーライフルである。冷却剤とエネルギーを供給する専用ジェネレータユニットにより、連射性能と威力の両立に成功している。この武器は遠距離高精度射撃に特化したカメラと連動して、高い命中率を誇る。
 弱点は接近戦に弱いことであり、そのために本体はビームソード以外に、チャフやスモークグレネードなどを装備しているが、頼れる同僚のお蔭で未だに使用されたことがない。


 量産型ヒュッケバインMK-II カスタムV型
 現在開発中のヒュッケバインMK-III用アーマードモジュール「AMガンナー」の構想を元に、量産型ヒュッケバインMK-IIのために設計された追加装備。これが量産型ヒュッケバインMK-IIとドッキングした状態を、カスタムV型と呼ぶ。
 空中及び空間戦闘に特化して、一対多を前提とした本機は大型ブースター三基で機動力を機体限界まで押し上げ、さらにロングレンジビームキャノンX4、ミサイル発射管X28、大型クローX2などで火力も充実している。
 PTの限界を超えて特機に匹敵するその凄まじい火力と機動力を持つ本機は、まさして化け物と呼ぶべき代物だろうけど、残念なことにこの機体はまだ機動兵器の範疇を超えていない。非常識な機能や動力源満載の鋼龍戦隊の人達の方が遥かに化け物だ。新大統領が独自の直属部隊を設立したい気持ちがよく分かる。
 強襲突破、広域殲滅、拠点爆撃など、本機は多様の任務に対応できるが、運用コストと操縦性の問題で、現段階では計画のみに留まっている。




 DC残党

 ガーリオン・カスタム タイプSR
 ラウラ・ボーデヴィッヒ少佐がDC戦争の中期から乗っていた専用AM。黒と赤のツートンカラーに塗装され、色はエルザム・V・ブランシュタインのトロンベと近い。
 精度の高いパーツを選出して製造されており、関節部が強化されたため、一般機より基本スペックが15%ほど向上しているが、整備性が悪いという問題が残っている。とくにDC戦争後はちゃんとした整備を受けるチャンスが減り、この問題はさらに深刻になっている。
 武装としては、かつてゼンガー・ゾンボルト少佐が使用した「ストライク・ガーリオン」から得たノウハウを元にさらに改良した撃発型貫手と、背部ウェポンラックを廃棄して設置した大型レールカノンがある。
 量産型ヒュッケバインMK-IIカスタムI型との交戦でコックピットブロックが破壊され、今はアースクレイドルの格納庫に置かれて、のちに修理する予定。

 シュヴァルツセイヴァー