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山本ペチカ
山本ペチカ
novelistID. 37533
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更新日時:2012-04-20 02:14:21
投稿日時:2012-04-20 02:14:21

玻璃の夏 ~狐の嫁入り物騙り~

登録タグ: 孤島    田舎  異類婚姻譚 

作者: 山本ペチカ

カテゴリー :現代ファンタジー小説
総ページ数:6ページ [完結]
公開設定:公開  

読者数:0/day 9/month 1477/total

ブックマーク数: -
いい作品!評価数:1 users

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著者の作品紹介

訊いてみたかったんですわたし、あの頃のわたしに。
ハロー、ハロー。わたしは今でも、あの頃みたいに輝いていますか?
汚れたりしていませんか?
わたしは少しだけ戸惑っています。
わたしがこの島を出たかわりに手にした憧れの自由は、あなたの持ってるビー玉といったいどっちが高価だと思いますか?
わたしはよく分からなくなってきました。
小さい時に作ったあの砂のお城は、今もちゃんとそこにありますか?
寄せては返す時間のさざ波に、くずれちゃったりしていませんか?
わたしは独りぼっちじゃありませんか?
ハロー、ハロー。わたし(あなた)は今も、そこで笑ってくれていますか?

感想コメント (2)

不思議で切ない恋物語でしたね。 一気読みしてしまいました。ラストの電車での別れは凄く印象的でした。 もしも風邪がなければ……そう思わずにはいられません。 大好きなお話になりました。 | 逢坂愛発 | 2012-10-31 09:15:34

少年時代の妖しくも美しい出会いが神秘的です。お面を被ると狐に見えるという発想も幻想的でした。でも時間は流れていくのですね。 | 退会ユーザー | 2012-04-20 04:20:23

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