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南 総太郎
南 総太郎
novelistID. 32770
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『暴かれた万葉』 注釈

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『暴かれた万葉』


(註 1)

某市内の万葉公園と名付けられた一角に、一つの歌碑があります。

『うまくたのねろにかくりいかくだにもくにのとおかばながめほりせむ』

元の万葉仮名では、

『宇麻具多能禰呂爾可久里為可久多爾毛久爾乃登保可婆奈我目保里勢牟』

とあり、訓み下しでは

『馬来田の嶺ろに隠り居りかくだにも国の遠かば汝が目欲りせむ』

とされ、

『馬来田の山並みの陰に隠れてしまうだけでもこれほど辛いのに遠い国だったら
どれほどあなたの瞳が恋しくなるだろう』

と解釈され、防人として遠国に旅立つ者が愛しい人を残す辛さを歌った東歌の

一つとして理解されております。

筆者は、この歌を古代史上最大の戦争とされる『壬申の乱』に纏わる或る伝説を

裏付ける重要な証拠資料として、注目したいと考えます。


(註 2)

中国のショウ湘八景に倣った近江八景や金沢八景がありますが、某市にも同様のものが

幕末に作られております。

馬来田 落雁
畔戸 帰帆
人見 晴嵐
久留里 暮雪
鏡峰 秋月
木更津 夜雨
鹿野 晩鐘
吾妻 夕照

この漢詩にも、重要な暗号が秘められております。

言わば、(註 1)の続編とも言うべき史実を示唆し、十六の語彙の頭文字、即ち

まらくきひせくぼきしきやかばあゆ

の文字の並べ方次第で、驚きの真実が明らかとなって参ります。

因みに、某市最大の古墳が以前調査研究の為発掘されましたが、その際、三種の神器

が出土したと報告されております。
 
正に、この漢詩の示唆通りの結果となっております。



 000                     続