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つれづれなる

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話の作り方



ここには、たぶん、この先はたわいない話を書いていくことになると思いますが、最初なので、私の話の作り方をご紹介いたします。
といっても、参考にはならないと思いますが(笑)


・話を作るきっかけ

私は二次をメインに活動しているので、イベントが近いから新刊のための話を、とか、好きなキャラの誕生日が近いから、という理由で、このキャラの話と決めて話を考えることがあります。
でも、それは例外に近いです。
だいたいの場合は、音楽を聴いているときや、絵を観ているときに、突然、頭に光景が降ってきます。
……これを書くと、なんだかアヤシイひとのようなのですが、本当に、そんな感じです。
それで、私が絵をうまく描けたら、その光景を絵にするのですが、頭に浮かんだ光景を絵にすることができません。
だから、その光景を文章化し、でも、ワンシーンだけでは話にならないので、そのシーンを活かせるように話を作っていきます。
その光景が頭に浮かんでいるときは、その光景を早く外に出したくて、書きたくて書きたくてたまらなくなります。
頭だけではなく、指先まで来てるように感じることもあります。
小説家になることについて今までさんざん悩んできましたが、プロを志すかどうかはともかくとして、私はおそらく死ぬまで小説を書くことになると思います。
だって、突然、頭に光景が降ってきて、それを書きたくてたまらなくなるので、逃れようがないです。


・書き始めるまえにすること

まず、オチまで考えます。
どのような決着をつけるのか、まず考えます。
でも、某推理小説家は最後まで考えずに書き始めて、書いているうちに結末が決まるそうです。
それについて批判するつもりはなく、単に、私はそういう書き方ができないです。
オチ、どんな決着をつけるのか、決まっていないと、なんだか怖くて書けません。
関西人だからかもしれません。
合コンで話をしていて、男性から「で、オチは?」ってツッコミを入れられたことがあるぐらい、オチのない話には厳しい地域ですので(笑)
そんなわけで、最後を決めてしまう。
最後が決まっていると、伏線が引きやすいです。
例を挙げると、「ゆらのと」という長編。
完結までに一年以上かかってしまいましたが、この話も、もちろん、オチを決めてから書き始めました。
話を考えていく中で、大きな事件を起こそうと決めました。
その事件については書こうと思って書いていなかった話をリサイクルしました。
そして、リサイクルするのにあたり、いろいろと考えて、犯人を変えました。
それで、決めてから、さかのぼって考えました。
その事件は第一部では起こらなくて、第二部を結構すぎてから起こります。
けれども、書いている本人は、もちろん、その事件が起きることや真相がわかっています。
だから、第一部から伏線を引きました。
ただし、これについては、こんなに話が長くなる予定ではなかったので、その第一部の伏線をかなり時間の経過した第二部の後半で回収するのは犯則ではないかと思ったりもしました。
あれが伏線だったと気づかなくても当然だと思います。
作品名:つれづれなる 作家名:hujio