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鬼殺し ~全てが終わる時~ 起

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万事屋にやって来た新八は、

最初に神楽を起こした。

「神楽ちゃん!起きて!朝だよ!」

「あと10時間・・・」

新八はため息をつきながら

「朝ごはんは食べないの?」

そういうと、神楽は思いっきり起きた。

「食べるネ!」

「じゃあ銀さんたち起こしてきて。その間にご飯作るから。」

「わかったアル!」

そういうと、神楽は急いで、銀時たちの部屋に行った。

新八は、それを見送ると台所に向かおうとした時。

ズガァーン!!!

とてつもない物音が聞えた。

「何があったんだろう・・・」

新八は嫌な予感がしたのか木刀を持って銀時たちの部屋に向かった。

「何があったの・・・って銀さん?」

新八が銀時の元へ行った

すると高杉と桂と神楽ちゃんが気を失って倒れ、銀時が冷たい目と殺気をかもし出していた。

「桂さん!高杉さん!神楽ちゃん!!」

その時、新八は銀時の方に向き

「銀さん何をやっているんですか?!しっかりしてください!」

銀時は

「お前が志村新八か。お前もやってやる!」

銀時は新八の腹を殴った。

「新・・・八!!」

銀時は不気味に笑っていた。
その時、新八はすばやく立ち、泣きながら銀時の頬を叩いた。

パァアン!!

「銀さんの体から出て行ってください。白夜叉。あなたのいるところは此処じゃないはずです!!」

銀時が倒れた。

「銀さん!」

新八は銀時に駆け寄った。

丁度その時、神楽が目を覚ました

神楽が

「新八!銀ちゃんは?!」

新八は口に人差し指を添え

「シーッ、今は気を失って寝ている。神楽ちゃんは大丈夫?」

「大丈夫ネ!」

次に高杉と桂が目を覚ました。

「新八君!大丈夫か?!」

「新八ぃ銀時の様子はどうだ?!」

「大丈夫です。銀さんは今、気を失って寝ています。神楽ちゃんも大丈夫です。」

桂は安堵の笑みをし、

「新八君、高杉、リーダー、銀時の看病をしよう。」

『はい/ああ/わかったアル!』

夢 ~涙~ 

此処は・・・どこだ?

また・・・また同じ事をしてしまった・・・

新八たちを護るって言ったくせに、また護ることが出来なかった。

なんで、同じ事を・・・繰り返してしまったんだ・・・

もう・・・もう、同じ事を・・・同じ事を繰返したくない・・・!

その時、

「銀時、諦めてはいけませんよ。諦めたら、そこで終わりですよ」

先生の声が聞こえた。

「先・・・生?」

俺の声に先生が微笑んだ。

「銀時、諦めるより、戦う方が正しい方法です。」

俺ははっとした。

そうか・・・俺は・・・俺は諦めようとしてたのか・・・

その時、

「ふっ、諦めろよ。言っただろ。お前の体は俺の体だって。」

もう一人の俺が出てきた。

「させねぇ・・・!ぜってぇさせねぇ!!あいつらだけは必ず俺が絶対護る!!!」

それに、もう一人の俺が

「ふふっ、まあいい!また出てきてやる!」

俺はそこで意識が無くなった。

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